僕は運動するのは小さい頃から好きでしたが、運動能力はありませんでした。
ですので、運動能力がなくても運動会なんかはとりあえず好きでした。
ですが、中には運動会はできればやりたくない、いつもみっともないところをさらしたくないなどと思う子供もいると思います。
今回は心理学的に男女で競争に対する考え方がそもそも違うよっていうことをお話します。
その上で、どう考えれば速く走れるのかを紹介します。
徒競走は男女で分けて考えること!
カリフォルニア大学サンディエゴ校の経済学者ユーリー・ニージーたちは、イスラエルの小学4年生が体育の時間に短距離走をするのを観察した。(1)
まず、40メートルのトラックを一人で走らせたところ、男女間のタイムに大きなはなかった。
次に子供たちを2つのグループに分け、
一方のグループ・・・似たタイムの子供たちで競争させた。
もう一方のグループ・・・一人でもう一度は走らせた。
その結果、男子は一人で走る場合と比べ、競う相手がいた方がタイムが良かった。
それに対して、女子が競争した場合はタイムが下がった。
一方で、男子は相手が男子だろうが女子だろうがタイムは良かったが、女子は相手が男子の場合のみ、良い結果を出した。
これが男女の違いなんですね。
ようは、男女に対して言い方を変えなければいけないということです。
ちなみに、球技になるとまた違うようです
ドッジボールに対する男女の違い!
デトロイト・マーシ―大学の心理学者、キャロル・ワイスフェルドの研究では、男子は運動能力にほとんど違いがなくても、相手を打ち負かしたい傾向が強いことがわかった。(2)
まず、同じくらいの運動能力のある子どもを集め、男女混合にしてドッジボールをさせたところ、女子よりも男子の方がボールをよけたり、落ちたボールを拾ったり、他のプレイヤーにぶつける回数が多かった。
その結果、男子は女子に対して、67:4の大差で打ち負かした。
男女で競争の意識や目標に違いがあって、その結果意欲にも差が生じるのですね。
ちょっと一言
よく、運動会は男子は本気になっていましたが、女子はそこまでじゃなかったのもうなずけます。
男子は普通に競争意識を持てばタイムなどの結果が良くなりやすいですが、女子の場合は根本的につながりを大事にする方に意識が働き、なかなか打ち負かしてやりたいという感情が働かないのです。
だから、女子に対して「勝ちに行け!」なんてアドバイスを無意味です。
というか不快感を与えるだけかも(゚Д゚;)
ですので、徒競走の場合は周りが女子ばかりでも、男子だと思い込むか、競争という感覚を捨て自己ベストを狙う気持ちで走ってみるといいのではないでしょうか。
色々使い分けてみてください。
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