運動

プロとアマの違い!~プロスポーツ選手にある能力とは?~

投稿日:2017年8月4日 更新日:


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アスリートって普通の人と、何が違うか考えたことがありますか。

 

筋力、俊敏性、体力など様々な要素がありますが、一般の人だって、足が速かったり、とんでもない筋トレをしている人は筋肉の付き方が半端ではないです。

 

アスリート以上にある部分の能力では、高い人がいます。

 

そして、野球がうまい人、サッカーが上手い人など、たくさんいます。

 

では、そういう人がアスリートになれないのはなぜでしょうか。

 

考えられる一つの要因が「予測力」です。

 

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アスリートと学生の身体能力に差はなくとも

2011年、イリノイ大学ベックマン研究所の研究チームは、「フロッガー」(カエルを無事に道路に渡らせるテレビゲーム)を改良し、大がかりな人間スケールのゲームを学生と様々な大学スポーツの一部リーグで活躍中のアスリートにさせ、結果のどういう差が出るのかを研究した。

 

ゲームの内容は、交通量の多い通りを車にひかれないようにること渡ること。そしてそれを数回繰り返した。

 

実験では、一台のトレッドミルを囲むように高さ3メートルのスクリーンが3枚設置されていて、それぞれに活気ある街の風景が映し出されていた。

中央のスクリーンにはあるのが、フロッガーと同じく賑やかな大通りの映像で、車は左右両方からくるようになっていて、時速は65~90Kmというスピードで過ぎていく。

 

実験に参加するアスリートは、様々なスポーツから選ばれた。

 

被験者は、トレッドミルに乗り、仮想ゴーグルをつけることでより奥深く、迫真が迫る感覚が得られるようにして、車にはねられないように気をつけながら通りを渡るというプレイに挑戦してもらった。96回連続で。

 

実験をしてみると、学生とアスリートには、成績に大きな差があった。

 

学生が無事に、道路の反対側に到達できたのは、挑戦回数の55%だったが、アスリートは72%だった。

 

この理由は、アスリートは学生に比べて、入ってくる情報を吸収し、利用するスピードが速く、正確だった。

 

この実験の責任者である神経科学者のアート・クレイマーは、ニューヨーク・タイムズ紙に「アスリートたちの動きが速かったわけでなく、考えるのが速いようでした」と語った。

 

絶え間ない予測

神経科学の長年の研究により、大脳新皮質の主な働きは、「未来を予測すること」だとわかってきた。

 

それは、感覚器官がデータを集め、脳はその情報を使って、世界で起こっていることを、実際に起こる前に予測している。

 

現実の入力が到達した時、予測された興奮と比較する。

 

例えば、ドアに近づくとき、新皮質では過去の経験に基づいて、途方もない数の予測を立てる。

 

手を伸ばし、ドアノブに触れる感触、関節の曲がり方などをすべて、予測する。

 

全てが予測通りなら、それが意識にのぼることなく、すんなりドアを開けられる。

 

予測が正しいことは理解していること、つまり「思っている通りのドア」を理解しているからこそ、開かなかったときに困惑する。

 

予測と実際の差によって、注意が喚起される。

 

取っ手が外れかかっている、回しにくい、ドアが開けにくい。

 

あらゆる感覚を使い、低レベルの予測を絶え間なくたてている。

 

大脳新皮質のおかげで、予測を立て、いつもと違った場合はその差に気付けるんですね。

ありがたく思ってしまうのは、僕だけでしょうか。

 

ドーパミンとニューロン間の結びつきで

予測は、生きのびるために極めて重要で、予測が正確(脳のパターン認識システムが正しいパターンを認識)していた場合、報酬が与えられるようになっている。

 

その時、気分を良くするドーパミンがわずかに分泌される。

 

このドーパミンによる快感は、パターン認識を強化させ、脳の中で学習が行われている。

 

そして、ドーパミンの効果は実は、2つある。

 

ドーパミンには、新しいパターンを学習するのを手助けするだけではなく、注意力を高め、神経ネットワーク内のノイズを減らし、より多くのパターンに気付きやすくなるという役割がある。

 

一旦、あるパターンに気付けば、脳はさらに多くのパターンに気付きやすくなる。

 

このため、独創的なひらめきが雪だるま式に増加していく。

 

最初のパターンを特定するという大変なことをしてしまえば、神経システムに注ぎ込まれたドーパミンの力で、どんどん、パターンを(自動的に)見つけ出せるようになる。

 

同時にニューロンは、互いにつながった状態にあり、特定のパターンが発火する回数が重なると、ニュ-ロン間がのつながりが強くなり、このルートをを通る情報の流れが速くなる。

 

これが「学習」で、学習はニューロンの「チャンク化(固まりやパターン)」につながる。

 

パターン認識システムがパターンを正しく特定した場合、一連のステップではなく、全体としての、一つのチャンクとして記憶されるようになる。

 

次々、複数のチャンクが結び付くことで、最終的に小さなパターンの一部分を見れば、未来について、非常に複雑な予測ができるようになる。

 

こうしたことがアスリートが学生よりも「フロッガー」でいい成績をとった理由になりますね。

 

スポーツをする時なんかは、物体の距離、反応時間を計算していまして、例えば、野球でフライををとる時も、無意識に複雑な微分を計算しているんです。

 

アスリートの脳は、わずかな情報を頼りに「フロッガー」で、一瞬だけちらりと見えた風景を取り込んで、それを使い、大通りを渡るという非常に複雑な予測を作り上げられるんですね。

 

ちょっと一言

アスリートは、筋力、体力、スピードはもちろん、「予測する」という能力が長けてたということでした。

 

最初に、1つのパターンを認識すのは大変ですが、認識してしまえば、無意識にそれができ、その結果、ドーパミンが分泌し、脳に快感をもたらし、パターン認識を強化させ、さらに、そのパターンが何かも繰り返されると、ニューロン同士の結びつきを強くし、一つの固まりとして記憶され、ドーパミンにより気づきが増えていくので、いくつものパターンをチャンク化し、最終的には、複雑な予測ができるようになるということでした。

 

これって別にスポーツに限ったことではなく、何でも当てはまります。

 

習慣化のうまい人って結構なんでもできちゃうんですよね、なぜかって言えば、習慣化してしまえば、楽に続けられるからです。続けられれば、能力は当然、その分高まっていきます。

 

僕が思うに、習慣化のうまい人は、早めに1つのパターン認識を獲得しているのかなって思いました。そうすれば、後はそれが強化され、他のパターンにも気づきやすくなり、結果、いとも簡単に複雑なことができてしまうんじゃないでしょうか。

 

ようは、何かを続けたいなら早くパターンを見つけてしまえっていうことです。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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