友達がいても、どこか孤独に感じている人も中にはいます。
そういう人は、なかなか人生で思うようにコントロールできなかったりします。
それは、実はホルモンなどとも関係しているのです。
ということは、それをどうにかすれば孤独から抜け出せます。
まずは、これから自分に当てはまることがあっても、いろんな解決方法を提示しますので安心してください。
孤独な人とそうでない人!
シカゴ大学の、孤独が健康に及ぼす害悪ついて研究している心理学者、ジョン・カシオポは、孤独が情動的・身体的に習慣化することを発見した。
その調査は、1日かけてランダムに人々に「最近どう?」と尋ねてみると、孤独な人もそうではない人も、同様の周期で同じようにイライラしたり、気分が高揚していた。
ところが、孤独な人はイライラする時は深刻だった。
ちなみに気分がいい時には、そうではない人と同じだった。
孤独が世界の見方を変えている!
研究者たちは、2600名の学生の交友関係を調査し、孤独度が最も高いグループは、ネガティブで不安になりがちで、怒りっぽいことがわかった。(1)
彼らはこの世界を見る時、懲罰的に見る傾向があり、物事が悪い方向に行くと予想する傾向があった。
例えば、逆境は克服するものではなく、脅威として認識して、逃げることで対処するものだと捉えていた。
一方で、最も孤独度の低い学生たちは、楽観的で外向的だった。
例えば、物事がうまくいかないことがあると、無意識に他人に助けを求めていた。
この違いは脳の働きによるものらしいです。
孤独な人の脳!
研究者が、見知らぬ幸せなカップルの写真を見ている時の(上記の二つのタイプの)人たちの脳をスキャンすると、活性化する脳の部位に大きな違いが見られた。(2)
孤独でない人たちの脳は、血液が腹側被蓋野領域(報酬系の一部)の大断面に押し寄せていた。
つまり、そういう写真を見ると、良い気分になったということ。
ところが、孤独な人にはそういう反応はなかった。
孤独な人も誰かといることは良いことだと理解していても、それを深く感じることはできなかったということです。
この違いをアイスクリームと銀行のATМに対する反応だと研究者は言っています。
「ATМを利用できるのは便利だが、アイスクリームを食べる時のワクワク感はない、つまりアイスクリームを食べる時は評価的に反応するだけではなく、情動的にも反応する」と説明。
情動反応は、オキシトシンとドーパミンの放出によるものです。
オキシトシンは、慰安・回復・再生のホルモン。
ドーパミンは、報酬・活力・快感の神経伝達物質。
孤独な人は、これらのホルモンがあまり分泌されていません。
ドーパミンが出ないとやる気が出ませんし、オキシトシンが少ないとストレスを感じやすく、過剰なコルチゾール(逃走・闘争反応を起こすホルモン)のネガティブな作用を受けやすくなります。
まずは、ドーパミンやオキシトシンを増やしてください。
詳細は、
オキシトシンを増やす、分泌させるには?~作用と効果を得るためには?~
です。
他にも瞑想がおススメです。
瞑想の効果は毎日、時間は30分、期間は8週間続けた結果、ポジティブになり、集中力が高まる!
マインドフルネスの効果は不安やストレスを減らし、免疫力や幸福度を高める!
それから自分の感情を思った通り書くと、ストレスなどが軽減され、免疫力などが上がります。
ジャーナリングとは?~やり方と効果を解説!テーマは自由で良い!~
トラウマに対抗する方法!~とりあえずトラウマを4日間、1日20分だけ書いてみる~
今すぐ簡単にネガティブ思考を追い出す心理学!~嫌な感情は破り捨ててしまえ~
トラウマをむしろ利用して健康になれる方法!~たった4日間毎日15分の効果が1年間継続~
などを参考してください。
全然、友達のいない方は色んなサークル、集まりに参加してみては。
運動系がおススメです。
ドーパミンなど色んなホルモンが分泌される上に睡眠の質までも向上し、さらに人とのコミュニケーションも楽にできます。
ちょっと一言
孤独な人とそうではない人の違いを突き詰めれば、ドーパミンやオキシトシンの量が関係していることがわかりました。
とりあえず、孤独を感じている人は上記に書いたことを何でもいいので実践してみてください。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
https://twitter.com/7pryQDbmp1FMQdF/status/1290640919264288768?s=20
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