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ファスティングをすると基礎代謝が増える!

投稿日:2021年11月15日 更新日:


 

今回はファスティングと基礎代謝の関係についてです。

ファスティングをすると代謝が低下するのではないかと思っている人も多いかもしれません。

 

ファスティングをする時に大切なのは基礎代謝量です。

 

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基礎代謝量とは、生命維持をするのに必要な、安静時のエネルギー(カロリー)のことです。

 

例えば、脳の活動、血液循環、消化など、体の基本的な機能を円滑に行うために必要なエネルギーを表したものです。

 

代謝が高いとエネルギーを効率的に燃やせ、体重が急激に増えたりすることはありません。

 

一方で、代謝が低いと、体重を落とすのは難しくなります。

 

人の基礎代謝量は一定ではありません。

 

食事、運動量、年齢、体温などに応じて、基礎代謝量は30~40%程度増えたり減ったりします。

 

食事の面から言うと、基礎代謝量を決定づけるものはインスリンです。

 

体は常にどちらかの状態にあります。

 

食事をした後の「体内に食べ物がある状態」か、食事をしてない時の「体内に食べ物がない状態」か。

 

食べ物が体内にある時はインスリン値が高なり、体は食物エネルギーを糖か体脂肪の形で蓄えます。

 

この時代謝は活発に行われます。

 

食べ物が体内にない時は、インスリンが値低くなり、体に蓄えてある食物エネルギーを燃やそうとします。

 

つまり、カロリーは蓄えることも燃やすこともできますが、その両方を同時に行うことはできません。

 

食事をしてインスリン値が上がり、それが常に高い状態にあると(1日3回ではなく6回も7回も感触や食事をするなど常に食べているとそうなります)、「体内に食べ物が状態」がつづきます。

 

そうすると、体はカロリーを蓄えます。

 

体に蓄えろという指示を出しているからです。

 

カロリーを蓄えられる一方になり、使えるカロリーが減ってしまうと、体はエネルギーの消費量や基礎代謝量を減らさなくてはならなくなります。

 

例えば1日2000キロカロリーの食事をし、2000キロカロリーを燃やしているとしましょう。

 

この時、体脂肪は増えも減りもしません。

 

それを、高炭水化物、低脂質の食事を1日6,7回摂ることにして、1日の摂取カロリーが1500キロカロリーに減らしたとします(これは多くの医療機関が推奨している方法です)。

 

すると、カロリーを減らしているにもかかわらず、常に食事をしているために、インスリン値が高いままになります。

 

インスリン値が高いので、体は脂肪を燃やすこともできませんし、「食べ物が体内にある状態」になります。

 

一方、入ってくるカロリーは15000キロカロリーしかないので、体は消費するエネルギーを1500キロカロリーに減らさなくてはならなくなります。

 

入ってくるカロリーが減った分を、体脂肪を燃やして、補うことができません。

 

体は”体脂肪を蓄える”モードになっているからです。

 

いくら低脂肪でカロリー制限をした食事にしても、食べる回数が多いと減量できないのは、それが理由です。

 

始めは体重が減りますが、基礎代謝量が減るにつれて体重が増え始め、その内増え始めます。

 

では、ファスティングをしている最中の基礎代謝量はどうなるのでしょうか。

 

連続4日間ファスティング(4日間何も食べないこと)の研究によれば、基礎代謝量はおよそ10%増えるというのです。

 

つまり、食事をしないと基礎代謝量が増えるのです。

 

その理由は、ファスティングをするとインスリンが減り、インスリン拮抗ホルモンが増えるからです(インスリンとは逆の働きをするホルモン)。

 

インスリンが減るとこのホルモンが増えるのです。

 

このインスリン拮抗ホルモンには、ノルアドレナリン(筋肉の収縮を促したり、心拍数を上げたりする)、成長ホルモン(細胞の成長と再生を促す)などがあります。

 

ノルアドレナリンが増えると、基礎代謝量も上がります。

 

基礎代謝量が上がるのは、生き残るために起きる反応です。

 

石器時代に洞くつで暮らしているところを想像すればわかります。

 

今冬で、食べ物はありません。

 

そんな時に基礎代謝量がへってしまったら、食事をしない日々が続くたびに体が弱ってしまいます。

 

そうなれば、食べ物を探したり狩りに出かけにくくなります。

 

死に向かっていくだけです。

 

体が弱れば、食べ物を得られる可能性は低くなります。

 

食べ物が手に入らなければ、さらに体は弱ってしまいます。

 

そうなれば生き残ることはできません。

 

そこで、体は供給元を変えます。

 

食べ物に頼るのではなく、蓄えてある食べ物(体脂肪)を使うことにして、体が活動を停止しないようにします。

 

ノルアドレナリン、コルチゾールなどの拮抗ホルモンの分泌量を増やすことで、それを可能にします。

 

別の燃料を使って体の力を増やすのです。

 

すると、焦点も定まり、集中力も上がります。

 

つまり、ファスティングをしている間、基礎代謝量は増えるのです。

 

1日に燃やすカロリーが500キロカロリー減ってしまうやり方よりも、基礎代謝量を保ちながら減量する方がはるかに効果的です。

 

つまり、「摂取カロリーと消費カロリーが同じであれば太らない」というエネルギーバランスの等式を正しく理解するには、食事で摂るカロリーと運動することによって消費するカロリーだけを見てはいけない、ということなのです。

 

大切なのは、空腹をコントロールして基礎代謝量を維持することです。

 

そのためには、満腹ホルモンの分泌量を増やして、インスリン(体脂肪を蓄えさせるホルモン)の分泌量を低く抑えなくてはなりません。

 

ファスティングをすれば、長期にわたってうまく減量するために必要な、ホルモンの変化を促すことができます。

 

ファスティングをすれば、基礎代謝量を保ったまま、空腹感を減らすことができます。

 

それに、ファスティングは何千年も前から実践されてきた方法です。

 

ファスティングが行われていた時代にも数多くの疾患がありましたが、肥満はほとんどありませんでした。

 

ちなみに、ユーチューブもやっています。
良かったらチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC56yqcM1OG39QIp8-pvHRCQ

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