みなさんにとって、どうしても食べた、飲みたいっていうものは何ですか。
お菓子やお酒などが挙げられると思います。
もちろん、他にもタバコだったりと色々あると思います。
ですが、その奥は健康に悪いし、あまり手をつけたくないと考えているはずです。
その衝動を抑えられずに、ついつい食べたり飲んだりしてしまうことがあると思います。
僕自身もお酒が好きでそういう経験があるので気持ちはわかります。
ですが、大事なのはその衝動を消して、自分にとって大事なことに取り組めるようにすることです。
今回は、そういう渇望を抑えるやり方について3つ紹介します。
渇望を抑える方法!
フリンダース大学のエヴァ・ケンプスたちは、自然に食べたくなったり食事制限をすための方法として、動的視覚ノイズの適用性を実証した。(1)
動的視覚ノイズっていうのは昔のテレビの砂嵐のこと。
そのビジュアルノイズは、ハンドヘルドコンピュータデバイスで被験者たちに配信された。
その効果は日記でのコンテキスト内で評価された。
4週間にわたって、48人の大学生の女性が食欲と消費を記録した。
2週間のベースライン後、被験者の半分には何かを食べたくなるを経験するたびに動的な視覚ノイズ表示を見た。
対照群と比較して、これらの被験者は渇望の強さが少ないと報告した。
彼らはまた、渇望後に食べてしまうことが少なく、その結果、渇望後に消費される総カロリーが減少した。
これらの調査結果は、現実の環境での必要のないカロリー消費を抑制するすることができるのです。
ゲームで渇望は抑制できる!?
プリマス大学のジェシカ・スコーカ・ブラウンたちは、31人の学部生が1週間iPodを携帯し、SMSメッセージによって毎日7回、iPodを使用(各3分)して渇望を報告するよう求められた。(2)
参加者には、
・渇望の目標と強さ(0〜100)、
・以前の渇望に耽っていたか(yes / no)
・アルコールの影響下にあったか(yes / no)
を報告してもらった。
介入条件にランダムに割り当てられた者(n = 15)は、テトリスを3分間プレイし、再び彼らの渇望を報告した。
モニタリングのみのコントロール条件(n = 16)の参加者は、テトリスが1週間にわたって自発的渇望の発生率と強さを低下させたかどうかをテストするためのベースライン渇望データを提供した。
その結果、テトリスをプレイすると薬物(アルコール、ニコチン、カフェイン)、食べ物と飲み物、および活動(セックス、運動、ゲーム)の渇望の強さが減少し、平均13.9%減少した。
この効果は、週を通して一貫していた。
これは視覚的認知干渉(テトリスの影響)が野外で使用して、食事以外の物や活動への渇望を減らすことができるという最初の研究です。
粘土いじりでも渇望は抑えられる!?
プリマス大学のジャッキー・アンドレイドたちは、新しい視覚空間タスクを使って、視覚的イメージが渇望において重要な役割を果たすという仮説を検証した。(3)
・実験1
10分間、粘土(塑像)のモデリングから形状を作る参加者は、何もしない参加者に比べて、チョコレートへの渇望が軽減された。
また、暗算タスク(3ずつ逆算)を使用して言語ワーキングメモリの負荷を増やしても、渇望はそれ以上減少しなかった。
・実験2
より単純な口頭課題(1で数える)の渇望に対する効果と粘土モデリングを比較した。
モデリングは、全体的な渇望の強さと渇望のイメージの強さを減らし、チョコレートについての考える頻度を減らした。
粘土のモデリングは、チョコレート、スナック、その他の食品の渇望をコントロールするのに役立つ便利な道具だということが言えるかもしれません。
ちょっと一言
ようは、渇望から注意をそらして、何かに注意を向けることによって衝動が消えていくのです。
ですので、何でもいいので、自分のやりやすい方法で試してみてください。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
https://twitter.com/7pryQDbmp1FMQdF/status/1290640919264288768?s=20
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