多分、みなさんが病気なったり、具合が悪そうにしていると周りは優しくしてくれるはずです。
逆もしかりですが。
ですが、みなさんが誰もいない場所で具合が悪かったら、心細い気持ちになると思います。
そうなると、気持ちのよりどころを探すのではないでしょうか。
患者は優しくされないと・・・!?
南カリフォルニア大学のヌプル・タスティンは、150人以上のガン患者を対象に健康関連サイトの利用頻度と満足について調査を行った。(1)
その結果、医者の治療や診断に満足していない人ほど、オンラインの健康情報を利用する傾向が高かった。
一方で、医者から十分な治療(共感、診察時間)を得ていると答えた人ほど、インターネットで健康情報を求める傾向が低かった。
また、行動主義心理学の「強化随伴性理論」も、メディアと心気症の関係がわかります。
強化随伴性とは、疾患によって患者にもたらされる副次的なメリットで、それによって疾患を強化または維持する作用が働くのです。
例えば、、病気になることで、「家族や知人から優しくしてもらえる」「仕事をしなくてもいい」「エクササイズをしなくていい」「肥満を正当化できる」などのメリットが生じます。
健康心理学では、これを「病人の役割」と言い、これらのメリットを得るために(実際に病気ではない場合でも)病人の役割を演じることを指します。
よく子供が使う手ですね。
ちょっと一言
いずれにしても、人間は病気になった時のは誰かから優しくしてほしいのです。
それが叶わない時は、インターネットなどの情報などを見てそれにすがろうとするわけです。
もちろん、それが良いとか悪いとか言うつもりはありませんが、医者が患者に共感するだけでも病気が治りやすいとかいう研究もありますので、共感なども治療の一環として患者に接した方が良いかなと思います。
もちろん、がん患者に対してそれが直接治癒に結びつなくても何かしらの効果はあると思います。
少なくとも、共感されていれば、それだけで「頑張ろう」という気持ちにはなれると思います。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
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