扁桃体を鎮める(抑制)方法とは?~脳で感情のコントロールをするために~

投稿日:2018年6月24日 更新日:


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扁桃体」と聞くと、嫌なイメージを持っている人もいるかと思います。

 

なぜならストレスに反応するシステムの中心が扁桃体だからです。

 

もちろん、常に活性化していると、人体に悪影響を及ぼします。

 

ですが、危険な目に遭って、一目散逃げられるのも扁桃体のおかげなのです。

 

その他にも、扁桃体が活性化するメリットがあります。

 

それを紹介してから、扁桃体の抑制方法に移っていこうと思います。

 

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扁桃体が活性化するメリットとは?

神経科学者のジェームズ・スウェインらは、人間社会の基盤は人間同士の基盤にあり、ある特定の神経回路とオキシトシンとの分泌がこのようなケア・システムを可能にしていると結論付けた。(1)

 

脳の画像の研究から、母親が赤ちゃんの表情を見てまねをする時、それは共感の感情が起こることがわかった。

 

母親は模倣する能力を司る島皮質など皮質領域(ミラーニューロン系)を扁桃体と共に活性化させることで、子供の感情表現に反応していた。

 

そして、この回路は経験によって発達する。

 

自分が子供の時にたっぷりと親の愛情を受けたと答える母親たちは、母親の共感を司る脳皮質の灰白質が発達していた。

 

赤ちゃんがなくと、この領域が活性化するが、自分の子供の泣き声には、他人の赤ちゃんの泣くときと比べて、活性化度合のレベルが高かった。

 

扁桃体の活動はオキシトシンで抑制できる?

また、オキシトシンは、つがいを作り子育てするのに決定的な意味を持つ。

 

オキシトシンを経鼻投与された女性は、島皮質など皮質領域の神経反応が増大し、血縁関係のない赤ちゃんにも反応した。

 

またオキシトシンの投与は、右の扁桃体の神経反応を減少させる。

 

右の扁桃体が活性化すると、不安や嫌悪感が増大するが、オキシトシンによってその活動が抑えられると、気持ちが前向きになり、世話好きになった。

 

さらに、自然分娩した女性は、帝王切開した女性より、オキシトシンレベルは高くなった。

 

そして、自然分娩を女性の方が、赤ちゃんの泣き声を聞いた際に、脳の島皮質、線条体帯状皮質に大きな反応を見せていた。

 

ただ、分娩方法に関わらず、授乳中の母親のオキシトシンレベルは高い値を示した。

 

また、母乳ではなく、粉ミルクなどを使っている母親は、自分の赤ちゃんに対して、島皮質、線条体、扁桃体、上前頭回の反応が弱くなる傾向があった。

 

最後に、母子を結び付けるこの共感回路は、育児とは関係ない、社会的な他人同士の関係においても活性化される。

 

今回の題材は、母子の関係についてでしたが、誰とでも同じことが言えるよってことです。

 

ちょっと一言

扁桃体は、島皮質など皮質領域にあるミラーニューロンと活性化することで感情表現に反応することができ、逆にオキシトシンで扁桃体の活動を抑制し、ポジティブになれるということでした。

 

ですので、一概に扁桃体は悪いものだということはないのです。

 

それから、オキシトシンで扁桃体の活性化を抑えたい方は、

 

オキシトシンを増やす、分泌させるには?~作用と効果を得るためには?~

オキシトシン、増やす、分泌させる、作用、効果、マッサージ

 

を参考にしてください。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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