今回は、同じ映画を観ながら話すことで脳が同調してくっていう研究について紹介します。
「そんな馬鹿な!」と思うかもしれませんが、そうなっていくみたいなのです。
で、仮にそうなったとしても、「だから何だ?」と思うかもしれません。
実は、脳が同調するということはそれだけ仲良くなれるのです。
なぜなら、人間って自分と似ている人に好意を抱くにできているので。
物語を話し合うだけで!?
プリンストン大学のウリ・ハッソンたちは、脳スキャンを使って人々が映像を観てどのうように脳が働くのかを調べた。(1)
被験者たちに、次々と脳スキャンをしながら映像を見てもらった。
映像を観ている人々の脳の活動を観察していた。
そして、映像はのいくつかは、解釈に幅のある内容だった。
夫が不実ではないかと疑う人もいれば、妻が嘘をついているのではないかという人もいた。
脳をスキャンした結果、解釈に応じて脳の状態が異なることがわかった。
しかし、被験者たちが映画を観ながら話し合うと、脳の大脳皮質が同調した。
統一した解釈に基づいてストーリーを追い始めると、脳の中の同一の部位が活発に作動した。
研究者はこれを「社会的な世界を作り出す共有する機構」と名付けている。
多くの場合、ある脳の神経プロセスは、環境を介した信号の伝達を介して別の脳の神経プロセスに結合されています。(2)
脳と脳の結合は、ソーシャルネットワーク内の各個人の行動を抑制および形成し、単独ではできなかった複雑な嗜好ができるようになるのです。
また、人はいつも相互作用を通じて、自分が行うすべてのことをストーリーに変えてそのストーリーの視点から自分自身の生活を解釈するようです。
さらに、日々の交流を通して、より大きなある種の社会全体の物語をつくります。
誰もがその物語において、自分が何かの役に演じていると見なしています。
お金、結婚や仕事などについてのルールと期待されることが詳しく述べられます。
つまり、大きな物語は社会が機能するための枠組みを構築することによって世の中に意味を与えるような、社会のしるしみたいなようなものです。
こうした物語は歴史を通じて受け継がれ、新しい世代ごとに変わっていき、人々が自分自身の社会をどう捉えるか、自分自身とよそ者とを区別する線をどう引くかを決定するようです。
ちょっと一言
人間って、一人では生きてはいけないので、他人と物語を共有できるように進化してきたのではないかと思います。
だから、小説や映画は良いストーリーだとみんなが共感しやすいので、ヒットするのかと思いました。
ということは、自分の人生もある程度物語風に話せば共感されやすいので、誰かとより仲良くなれるのではないかと。
また、デートとかなら映画を観に行くというのも一つの手だと思います。
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