子供は、危険な状況に差し迫ると冷静な判断ができなくなる!

投稿日:2017年8月28日 更新日:


怒られる

 

「何度言ったらわかるの」と小さな子供に怒る親。

 

「いやいや、それって、悪循環になるから」とツッコみたくなる僕。

 

自分の脳と子供脳を同じに考えている時点でアウトです。

 

言ってみれば、子供脳は発展途上でインフラなどが整っていない状態。

 

つまりあらゆる脳の部位がお互いにやり取りできない、または遅かったりと。

 

怒られている時は恐怖で頭がいっぱい、それに未発達な(論理的に考えたりする)前頭葉に(不安などを感じる)扁桃体からシグナルを送ることは、子供にはほぼ不可能。

 

いうことを聞いてくれない親は怒る一方。

 

ちなみに怒りは発散すればするほど増幅されますのでご注意を。

 

うまくいかないのは目に見えています。

 

それから脳の成長を脳科学的に言いますと、ニューロンの枝分かれは2,3歳がピークで青年期まで続くんだそうです。

 

灰白質(神経細胞の集まるエリア)の密度は、女子は11歳、男子は14歳でピークになり、青年期を通し増減。

 

一方、白質を形成するミエリンはひたすら青年期まで増え続けるみたいです。

 

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30代でもミエリンは生成される

アメリカ国立衛生研究所のジェイ・ギードと同僚は3歳から18歳までの健康な子供、約1000人の脳をスキャンし、接続のパターンを明らかにした。(1)

 

カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究者はそれに基づいて、23歳から30歳までの成人の脳画像と、12歳から16歳までの脳画像を比べた。

 

その結果、ミエリンは大人になってからも人によっては、30代になっても生成され、領域間のコミュニケーションをスムーズにしていることがわかった。(2)

 

ミエリンに覆われた軸索というなめらかな経路がなければ、脳のある領域が出したシグナルは、他の領域にはたどり着けないんですよ。

 

例えば、扁桃体が出した恐怖やストレスのシグナルが、判断を司る前頭葉に行きつけない。

つまり危機に直面しても、パニックを起こし、何をどうすればいいのかわからなくなるのは、脳の経路が完成されてないっていうことです。

 

子供は危険な時に冷静に判断できない

2010年、英国赤十字が行った研究では、11歳から16歳までの子供が友人の緊急事態にどう反応するかを調べた。

 

対象となった10%以上の子供は、友人が病気になったり、けがをしたり、アルコールを飲みすぎて気分が悪くなったりという場面に遭遇していた。

そのうち、50%以上は、友人の気絶を経験した。

 

範囲を広げると、10人に9人は、友人の危機的状況、例えば、頭部のけが、窒息、ぜんそく、てんかんの発作に直面することがあった。

 

調査対象になった44%の子供は、そうした時にパニックになったと認め、46%がどうすればいいか全くわからなかったと答えた。

 

具体的な話

ハンプシャー州の15歳の少年、ダン・ゴードンは、この研究に関して『ガーディアン』誌のインタビューを受けて、あるハウスパーティに参加した時のことを語った。

 

そのパーティでは、未成年が飲酒をし、うつぶせになって床に寝ていた一人の少女が、嘔吐し始めた。

 

その場にいたのは10代の若者だけで、みんなパニックになっていた。

 

とにかく窒息死させてはいけないと、彼女を立たせ、外に連れていき新鮮な空気を吸わせた。

 

そして、救急車を誰も呼ぶことを思いつかず、ただ目を覚ますのを待っていた。

 

彼らの扁桃体は危険だというシグナルを発していたにもかかわらず、前頭葉はそれに反応せず、行き当たりばったりの行動をとってしまというわけです。

 

子供、特に男子は危険なことにワクワクするそうですが、いざ危険な目に遭うと何をどうしていいのかわからなくなってしまうのです。

 

これがインフラが整っていない状態だからということが言えると思います。

 

ちょっと一言

子供は、10代でも脳は未発達です。

 

インフラ整備が整っていない状態です。

 

しかも子供自身も誰かの危険な状態の目にした時も何をして良いのかわからず、振り返った時もなぜ何もできなかったかがわからないということでした。

 

だからといってこれを防ぐのに有効な手段を知りませんが、常に考えさせるような言い方をしたりするのが良いんじゃないでしょうか。

 

今回は僕の勘です。だから科学的根拠がないので信じないでください。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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