高いものはいいものって思ってしまう脳科学的な理由!

投稿日:2019年6月21日 更新日:


 

「高いものはいいもの」だと考える人は多いのではないでしょうか。

 

実際に、ワインの実験でも、高い価格のラベルが貼ってあったものを良いと評価する人達が多かったのです。

 

今回は、価格が高いのはもちろん選ばれますが、他の要素もあって脳はさらに興奮するから余計に良いものだと感じるんじゃないのという研究を紹介します。

 

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物語が脳に与える影響!

カリフォルニア工科大学の研究者たちは、様々な価格のラベルがついたワインを用意し、被験者に飲んでもらい、その時脳がどのような反応を示すか調べた。(1)

 

ちなみに、そのうちの2本は、90ドルのワインの瓶と10ドルのワインの瓶には同じワインを入れていた。

 

もちろん、被験者たちは90ドルのワインを気に入っていた。

 

その時に、脳の活動を調べたら、90ドルの瓶に入っていたワインを飲んだ時の方が10ドルの瓶に入っていたワインを飲んだ時より、内側眼窩前頭前皮質(mОFC)が活発に活動していた。

 

このmОFCは、味だけではなく、香りや音楽など様々な種類の快と関連して活発になる領域。

 

この実験から、mОFCは今感じている快についてもあらかじめ聞かされた物語や、その物語が与える先入観に影響を受ける領域であることもわかった。

 

つまり、90ドルの物語は10ドルの物語よりこの領域を興奮させるということ。

 

ですが、同じように快に関与する脳の領域でもワインの価格に左右されなかった領域があるのです。

 

研究者は、「重要なことに島皮質、視床後内腹側核、橋結合腕傍などの第一次味覚野に・・・価格が影響を及ぼす証拠は見つからなかった。自然に解釈すれば、、価格のラベルに反応して変化したmОFCで風味についての期待を記号化するトップダウンの認知処理が、ボトムアップのワインの感覚要素と統合される」と考えている。

 

ようは、mОFCは物語や期待、価格が感覚データと混ざり合う場なのです。

 

ちょっと一言

価格が高いと良いものだと判断しますが、それ以上に物語やデータを聞かされると、脳が興奮し、余計に良いものだと判断してしまうみたいでしたね。

 

ですので、何か高いものを買う時には、物語などを聞かされた場合は、「ちょっと待てよ」と言って後で購入を検討するのが良いと思います。

 

もっとも、人間ってストーリーで説得されやすいこともわかっていますので。

 

一方で、売る側の人の場合は、物語や期待を感じさせるような言い方をすると良いと思います。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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