SNSにハマっている人はたくさんいます。
僕みたいに、そもそもSNSをあまりやらない人からしたら、「何でそんな熱中するのだろう?」と不思議に思いますよね。
ですが、しっかり脳科学的にハマる理由がわかっているのです。
SNSにハマっていない人だって、他に何かハマっているものはありませんか。
そういう人たちの気持ちを理解するために、(そうしなくてもいいですが)自分のそれに置き換えて読むと、理解しやすくなるかもしれません。
ちなみに、僕は音楽です。
無性に聴きたくなることが多いです。
もしかして、依存症かも(゚Д゚;)
フェイスブックをやる人ほど・・・
ベルリン自由大学のダー・メシたちは、被験者に自分に(対照群には他人について)の肯定的なフィードバックの量を変えながら当て、脳の活動を測定した。(1)
すると、被験者の側坐核(チョコなどを食べて嬉しくなる脳の部位)は、自分に関係したフィードバックを与えられると活動を高めた。
この研究では、被験者にアンケートに答えてもらい、それぞれの「フェイスブック熱中度」も測定した。
アンケートには、フェイスブックの友達の数やフェイスブック上で1日過ごす時間の質問なども項目に含まれていた。
ちなみに、最も多い人は毎日3時間以上費やしていた。
そして、側坐核の活動とフェイスブック熱中度を関連付けると、側坐核の活動量がフェイスブック利用の熱中度を予測していることがわかった。
ようは、側坐核が活動しているほど、その人がフェイスブックで長時間で過ごしている可能性が長くなる可能性があるということです。
「いいね!」にはご注意を!
UCLAのローレン・シャーマンたちが行った研究では、青年期の被験者にインスタグラムに似せた「フィード」画面を見せながら脳の活動を測定した。(2)
画面は自分で投稿した写真と他の人が投稿した写真(研究チームが用意した)からなった。
できるだけ性格にインスタグラムの画面を再現するために、被験者が投稿した写真にはそれぞれ「いいね!」の数を多く突け、片方は少なくした。
インスタグラムの「いいね!」は、数値として明確に定量化されるので、研究者は実験的に操作を行い、この種のやりとりが脳の活動に与える影響を測定した。
この調査方法は、相手と対面した場合と違って、文脈や表情、しぐさによる非言語的なシグナル、声の調子などは関係ないため、あいまいさや主観的解釈の余地を排除できた。
つまり、この研究で明らかにしようとしたのは、SNSを通じて明確に定量化できる他人のフィードバックが脳にどう影響するかということ。
その結果、被験者の脳の側坐核、および「自己関連(自己へのとらわれ)」に結び付く脳の領域の活動が有位に高まることがわかった。
ちょっと一言
自分についてのフィードバックが得られると、嬉しくなるようでしたね。
ですが、やりすぎはやっぱり禁物ですね。
依存症になりかねませんので。
ですので、時間を守って使う分には問題ないと思います。
例えば、夕飯を食べた後、20分だけ見るとか自分でルールを作っておくとダラダラしなくて済みます。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
https://twitter.com/7pryQDbmp1FMQdF/status/1290640919264288768?s=20
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