「知性はどこにありますか」と聞けば、たいていの人は脳だと答えますよね。
要するに、思考できるのはのは脳があるおかげだと考えるのです。
この考えが正しければ、単純な作業でも関係してくるはずです。
例えば、じょうろのようなありふれた日用品の写真を見て、逆さまかどうかを判断するとしましょう。
その写真を見て、脳が判断すればいいだけの話です。
その結果、正しい位置なら「イエス」、逆さまなら「ノー」と答えます。
脳と身体はつながっているかもという実験!
プリマス大学のマイク・タッカーたちは、これを実験した。(1)
まず、最初の実験では、「イエス」のボタンを左手で押した被験者と、右手で押した被験者いた。
その結果、両方とも0.5秒くらいで回答した。
その次の実験では、少し仕掛けをくわえたが、それは判断に影響するはずのないものだった。
それは対象物が左向きの写真と、右向きの写真が混ざり合っていた。
例えば、被験者の半数にはじょうろの持ち手が右側に置かれている写真を、残りの半数には持ち手が左側に置かれている写真を見せた。
もし、被験者がじょうろが正しい一に置かれているかを判断するために、脳に保持されている正しい上下関係の記憶を照会するなら、持ち手が左だろうが右だろうが関係ないはず。
ところが、「イエス」ボタンを右手で押すときには、持ち手が右手についている時の方が左の時より反応が速かった。
そして、左手でボタンを押すときには、持ち手が左側についている時の方が速かった。
ということは、右利きの人は日用品を使う時には取っ手が右側に置いておくとスムーズに始められますよね。
ちょっと一言
速くしたいものは、利き手側にして、お菓子など食べないようにするには左側に置いておくといいかもしれません。
そうすると、スムーズじゃなくなるので手を伸ばしにくくなる可能性があるからです。
まぁ、これだけやめたいものがやめられる可能性は低いと思いますが、試す価値はあると思います。
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