日常的に注意散漫になってい人は多いはずです。
それは、主にスマホが原因だということがわかっています。
頻繁にライン、フェイスブックをしたり、動画を見ていませんか。
それを注意散漫な状態から抜け出せることができます。
注意散漫な状態だと!?
パソコンを使ってオフィスで働いている人たちを対象にした研究によれば、、着信を読んだり返信したりするために頻繁に仕事を中断していた。(1)
具体的には、1時間に30回、40回も受信ボックスをチエックしてた。
この行為は短時間の思考中断、つまり精神機能の一時的再配置を意味するものなので、認知上の負荷が大きくなります。
また、頻繁な中断は思考を断片化し、記憶力を弱め、緊張して落ち着かせない状態にすることが心理学的に証明されています。
さらに、試行の脈絡が複雑であるほど、その注意散漫状態がもたらすダメージは甚大です。(2)
これはライン、SNSなどの通知音を聞くだけでも思考の中断は起きます。
これを1時間に何十回も繰り返すと、注意散漫な状態になってしまいます。
注意が移動するたび、脳には再配列の必要性が生じ、精神機能にさらなる負担がかかります。
マルチタスク処理に関する著書『注意散漫で』を書いたマギー・ジャクソンは、「脳が目標を変更し、新しいタスクのためのルールを覚え、まだ記憶に新しい前の活動から認知的干渉をブロックするには、時間がかかるのである」と説明。(3)
仮に切り替えるタスクが二つしかないとしても、認知に負荷がかけられ、思考は妨げられ、重要な情報を見落としたり、誤った解釈してしまうのです。
注意散漫になると!?
カリフォルニア大学の研究によって、このことは実証されている。(4)
成人の被験者たちに、色のついた図形を見せ、見たものに基づいて予測してもらうようにした。
その際、ビープ音が流れるヘッドフォンを装着して、そのタスクを行ってもらった。
一回目の試行では、被験者はビープ音を無視し、図形に集中するように指示された。
二回目の試行では、視覚的手掛かりを用いつつ、ビープ音の数を数えるように指示された。
それぞれの試行の後、被験者たちが今行ったことをどう思うか答えさせるテストを受けた。
どちらの試行とも、被験者の予測の正解率はほぼ同程度だった。
ところが、マルチタスク処理を要求された試行の後では、自分の経験内容を判断するのにかかる時間がずっと長かった。
二つの作業を切り替えることで、理解機能がうまく働らかなかった。
そして、タスクが終わっても、その意味がわからなくなってしまうのです。
この実験の責任者のラッセル・ポルドラックは、「注意散漫な状態で事実や概念を学べば、結果は悪いものにしかならないことが、この実験で明らかになった」と述べている。
では、なぜ頻繁にネットのアクセスしてしまうのでしょかね。
ユニオン・カレッジの心理学者、クリストファー・シャブリスの説明によれば、「ネットによって送り出される、ほぼ連続的な新情報の流れは、たった今起こっていることを極端に過大評価する。新しいことと言うのは、本質的というよりも些細なことが多い」。(5)
人間はコミュニケーションをしたがり、孤独を嫌うので常に新しい情報に気が行きやすいのです。
だから、結果的に注意散漫になるのです。
ちょっと一言
注意散漫になる原因は、頻繁なメールチェックなどによるものでした。
何かに集中したいときはスマホの電源を切って見えないところに置いておきましょう。
見えているだけでも注意の分散が起きますので。
それに、集中して何かをした方が疲れませんし、能率も上がりますし、達成感も味わえ、さらに早く終わるので、結果的に時間が生まれます。
そうすれば、他のことに時間に使えます。
ですので、注意散漫にならない状態を作っておくのいいと思います。
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