10代の脳は、体に比例して成長はしていないという事実

投稿日:2017年8月15日 更新日:


10代の脳

 

10代ってなぜか無謀なことに挑戦したがりませんか。

 

若いからとんでもないことができるとか言われます。

 

ですが、だいたい15歳くらいまでには理性的に考えられるようになっているんです。

 

実際にある行動が危険かどうかを理性的に考える能力は10代も大人も変わらないんだそうで。

 

では、何で10代ってクレイジーなことをするんでしょうかね(全員ではないにしろ)。

 

一般的に、10代の脳って大人の脳に比べて、報酬を強く感じやすんです。

 

報酬ってドーパミンのことで、これを放出するのも反応するのも激しいんです。

 

つまり報酬に対し過敏に反応するので、興奮するような行動を求め、しかも10代の脳は前頭葉と他の領域とのつながりができあがっていないので、危険が潜む状況でも、理性的にコントロールするのは難しいのです。

 

一方、大人の脳は前頭葉とのつながりができあがっているので、リスクと報酬と結果を正しく判断することができるのです。

 

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10代は好奇心が抑えにくい

ピッツバーグ大学の研究者が、8歳から30歳までの245人を対象として、目の動きを抑制する能力を調べた。(1)

 

被験者は、暗室でスクリーン上の光を見つめ、点滅する光が現れたら目をそらすように指示された。

 

脳は、本来好奇心が強く、新しい情報を追おうとする。

禁じられたら尚更。

 

科学者が「反応抑制」と呼ぶこの行動は、幼い子供には難しかったが10代はうまくできた。

 

15歳以下の10代でも、十分な動機があれば、大人とほぼ同じ成績を挙げられた。

 

しかし、10代と大人の脳画像の違いだった。

 

成績は同じでも、大人の脳で活性化する領域は、10代の脳よりかなり少なかった。

 

しかし、その領域には前頭葉も含まれていたので、大人は好奇心を簡単に抑えることができた。

 

つまり10代が誘惑に打ち勝つには、大人より多くの努力が求められていることになること。

 

瞬時に判断する能力

ダートマス大学で行われた実験では、「サメと一緒に泳ぐ」「自分の髪に火をつける」「屋根の上から飛び降りる」といった行動がが「良い」考えかどうかを被験者に問いかけ、答えるのにかかった時間と、、脳の活性化の様子調べた。(2)

 

すると、10代は、大人に比べて、活性化した脳の領域が少なく、時間は、約6分の1秒長くかかった。

 

大人はイメージを思い浮かべて、直感的に答えた。

 

一方、10代は、より「論理的に考えて」判断を下したようだ。

 

状況を素早く把握してコストと利益を判断する能力は、前頭前皮質から生じるのですが、10代の脳は、前頭前皮質がまだ完成していないんです。

 

簡単に言ってしまえば、10代の脳はまだ成長段階であらゆる面で、大人に劣るのは当たり前で、体は大人と同じでも脳の成長は遅いということは知っておく必要がありますね。

 

「もう高校生なんだから」という叱り方は、そう意味ではダメみたいですね。

小さい子供に重い米を持たせているようなものです。

 

筋肉でも脳でも見合った負荷をかけるのが良いのであって決して叱るなとは言っていません。

ただやり方が問題なんですよね。

 

 

ちょっと一言

10代の脳は、ドーパミンを過剰に分泌し反応してしまうから、大人では考えられない行動をとるということでした。

 

そして、理性を司る前頭葉やそれにつながる領域がまだ未発達なので、危険なことでもやってしまいがちということでした。

 

大事なのは体と脳の成長は比例しないということです。

 

もっとも、そういうことを知らずにいる人の方が多いので、そこから変えていかなくてはいけない気がしますが。

 

そういう観点からいくと、子供からしたら迷惑な話ですよね。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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