眼球運動について知りたい人はごくまれだと思います。
ですが、僕はその眼球運動のことを知ってしまった以上、眼ってすごいことをしているんだなと思いました。
「だから、どうしたんだ」っていう話ですが、興味のある方は読んでみてください。
眼球運動は本当にスゴイ!
カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校のブルース・ブリッジマンは暗い部屋の中に被験者を座らせ、一点の光がついた場所を目で追うように指示した。(1)
実験では、光がいったん消され、その後視野周辺の離れた部分に再び点灯された。
被験者は全く問題なく、新しい場所に移された光にすぐ視線を映せた。
そこで、次に研究者はずるをして、被験者が数編の光の位置に向かってすでに目を動かし始めた後、サッカード(速い眼の動き)中にもう一度光をずらすというトライアドを混ぜた。
つまり、被験者が到着すると思っていた光の位置を、最初の目的地から変更させられてしまうことになった。
ところが、被験者の「サッカード・システム」、眼球の位置をコントロールする脳内システムは、この突然の位置変更にパニックを起こさず、変更先の光の場所へと正確に視線を移すことができた。
ただ、被験者が意識的にサッカード・システムに気付くことはなかった。
なぜなら、サッカードの間には、視覚意識が部分的にシャットダウンされるため、光の点がジャンプした時は人間の意識にはのぼらないから。
つまり、サッカード・システムは無意識に正確に検知してくれるということがわかった。
さらに、光が照射された場所から試行ごとにランダムに少し内側、または外側へ動かされるという実験では、被験者が意識的に光がどちらの方向に動いたかを答えようとするとあてずっぽうになってしまい、正解率は50%くらいになってしまった。
この時、サッカード・システムは、標的の場所の変更に合わせて、視線を正しく、内側・外側に微妙に視線の到着場所をしっかり追えていることがわかった。
つまり、サッカード・システムは正確に眼球を方向付けるために、眼球を素早く動かすのです。
ちょっと一言
眼球運動についてなんてほとんどの人が興味ありませんよね。
僕もそうです。
たまには、「へ~」と思える記事も書いてもいいかなと思ったからです。
ちなみに、眼球の周りには10種類以上の筋肉があります。
これで、「右へ向け」だの、「違う!下だ」といよな働きをしてくれているのです。
このシステムによって、素早い反応が僕たちはできるのです。
そう考えると、夜くらいは眼をいたわってやりたいと思いませんか。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
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