ホルモン

犯罪者の心理!~犯罪者になるのはある脳内物質のせいかもしれない!~

投稿日:2018年5月10日 更新日:


犯罪者、心理、脳内物質、少ない

 

犯罪者の心理と検索しますと「サイコパス」という単語が出てきます。

 

もちろん、サイコパスの中には人を殺してもなんとも思わない人もいます。

 

ですが、基本的にサイコパスは冷静沈着で、自分が不利になることはしません。

 

ですので、サイコパス=犯罪者という構図は成り立ちません。

 

だからといって、これが決め手になるようなものはなかなか出てきません。

 

その中で、もしかしたら関係しているかもしれないという脳内物質があります。

 

今回はそれを紹介しようと思います。

 

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犯罪者の脳内物質!

犯罪者を対象に脳脊髄液(CSF)の成分を検査する研究者は多いそうです。

 

脳脊髄液は頭蓋骨と大脳皮質の間に、および脊柱内にある液体で、重要な代謝たんぱく質が多く含まれているので、神経障害の診断のためにサンプルが採取されることも多いようです。

 

ところが、犯罪者の研究で採取するのは、脳内と暴力行為に相関があるかを探すためです。

 

犯罪者の心理Ⅰ

実際にそれが見つかった研究では、36人の暴力的犯罪者からCSFサンプルを採取した。(1)

 

その中には、殺人を犯した者もいれば、未遂に終わった者もいた。

 

犯罪者の共通点は、全員が男性で、銃は使っていなく、その攻撃は残酷だったこと。

 

そして、実験結果が別の共通点をあきらかにした。

 

27人の暴力的犯罪者のCSFサンプルは、5-ヒドロキシインドール酢酸(5-HIAA)と呼ばれる化合物の濃度が低かった。

 

5-HIAAはセロトニン(リラックスさせてくれるホルモン)の活動の副産物です。

 

セロトニンが使われると、必ず5-HIAAが生成されます。

 

例えば、紙に包まれたキャンディーを食べると、その紙が副産物になります。

 

ということは紙を数えれば、何個食べたかということがわかります。

 

同じように、脳脊髄液の5-HIAA濃度を測れば、どれだけセロトニンが使われたのかもわかります。

 

5-HIAAが少なければ少ないほど、セロトニンの活動は低く、その人の満足度や幸福感も低いことになります。

 

このセロトニンの欠乏により、満足感を得られず、攻撃的になった可能性があると考えられています。

 

そして、残りの9人には5-HIAAの濃度の低下の兆候は見られず、逆にその濃度は他の犯罪者たちよりも大幅に高かった。

 

セロトニンの受容体に問題があって、充分なセロトニンがあっても、脳内のニューロンがそれを認識して使うことができなかったかもしれないこともあるようです。

 

ところが、この9人は他の被験者とは違っていた。

 

その理由は、前もって暴力行為が計画されていたからだ。

 

つまり、9人の犯罪者たちは、突発的に怒りで殺したわけではなかった。

 

研究者たちは、27人の犯罪者グループを検討し直し、(残りの9人の暴力行為が5-HIAAの欠乏と相関していないのだから)彼らの5-HIAA濃度が低いことは、暴力行為ではなく、衝動的暴力、あるいは一般的に衝動的行為と相関していると結論付けた。

 

犯罪者の心理Ⅱ

別の研究では、43人の暴力的犯罪者と放火犯を、その犯罪が衝動的かどうかを基に二つのグループに分けた(放火犯は全員「衝動的」に分類された)。(2)

 

さらに、第三のグループが犯罪者ではない健康なボランティアによってつくられた。

 

その結果、衝動的犯罪者は脳脊髄液の5-HIAA濃度が低いことがわかった。

 

そして、衝動的ではない犯罪者の5-HIAA濃度はは3グループの中で最も高かった。

 

つまり、普通の人より高かったということです。

 

セロトニン濃度が低いと衝動的に、逆に高いと計画的な暴力をするそうですね。(3)

 

サルを使った、このような研究では、セロトニンの活動の変化が目標の明確な攻撃行動と関係していることが観察されたという結果もあります。(4)

 

やはり多くても少なくてもダメなんですかねぇ。

 

ちょっと一言

脳脊髄液の5-HIAAが高かったり低かったりすると、暴力行為につながるということでした。

 

ただし、被験者も少なすぎるので何とも言えませんが、そういう傾向がもしかしたらあるのかなくらいに思ってください。

 

他のホルモンや遺伝子など複雑に絡み合って、人間の行動は促されますので。

 

個人的に思うのが、こういうことがどんどんわかって、それに対する医療が整えば犯罪は減る気がします。

 

そんな簡単ではないことはわかっていますが。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。他には、どんどん新しいことを知って挑戦していくことと、そんな人が好きです!

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