神経

ストレス反応を身体に起こすHPA軸とは?

投稿日:2018年4月1日 更新日:


ストレス反応、身体、起こす、HPA軸

 

「ストレスがたまった」と、よくいいます。

 

ですが、どうしてストレスを感じてしまうのでしょうか。

 

「感じなければいいのに」と思った方もいるのではないでしょうか。

 

ところが、ストレスを全く感じないと、全てに興味がなくなり、生きていけなくなってしまうのです。

 

ですので、まずはストレスがどういう風に大事なのか、またどういうストレスが体に悪いのかを説明していこうと思います。

 

スポンサーリンク
 

 

交感神経と副交感神経!

睡眠と覚醒、休息と仕事、リラックスとストレスといった、2つのシステムを人間の身体は使っています。

 

前者が副交感神経、後者が交感神経が主に働いています。

 

そして、これらのシステムは全身に張り巡らされ、興奮しすぎないように、無関心になりすぎないようにバランスをとっています。

 

また、あらゆる要求にすぐに応じられるように、関連する脳回路が働き、交感神経にメッセージを送ります。

 

逆に休息やリラックスする時は、副交感神経が担います。

 

交感神経がが優位な時は、主に昼間です。

 

それはすぐにストレスに反応できるためです。

 

昔なら獣に出くわしたときにすぐに逃げられるように警戒態勢になります。

 

現代では、上司であろうと、奥さんであろうと同じ反応をします。

 

ストレス反応の回路、HPA軸とは?

その回路は、

 

H(ハイポサラマス)・・・視床下部と呼ばれ、様々な情動の分子を作りだす脳の部位。

P(ピチュイタリ・グランド)・・・下垂体といい、化学物質の貯蔵庫で、視床下部と連結。

A(アドレナル・グランド)・・・アドレナリンを作る副腎で、視床下部と連結。

 

これが無意識に反応するので、知らないうちにストレスが溜まってしまうのです。

 

その理由はHPA軸は辺縁系の一部で、意思的な思考より下にあるのです。

 

HPA軸と扁桃体!

そして、HPA軸は扁桃体と密接につながっていて、扁桃体は情動反応(感覚を通じてインプットされる情報をどのように感じるか)に直接関与していると考えられています。

 

扁桃体は、感覚(特に視覚)を通じて入ってく情報を統合し、身体に遭遇した何かが、面白い、嬉しい、危険なものかを即座に判断します。

 

例えば、怒っている人がいれば、そこから立ち去るように指示をします。

 

反対に甘いお菓子や魅力的な人を見ると、扁桃体は違った意味で警戒態勢を命令し、近づくように準備させます。

 

他にも記憶による違いがあります。

 

例えば、犬と遊んで楽しい思い出がある人は、扁桃体は「犬」を見ると喜びとして、割り当てます。

 

しかし、犬にかまれて嫌な思いをした人の扁桃体は危険と判断します。

 

これは人も同様です。(1)

 

敵だと判断した扁桃体は、HPA軸を刺激してコルチゾールを出します。

 

そして、さらに分析をするためにその情報を大脳皮質に送ります。

 

ですが、その処理をせず、扁桃体が単独で判断することがあります。

 

例えば、街でナイフを振り回している人がいれば、そこで大脳皮質に回して「逃げるべきかどうか」というように、ゆうちょに考えることはしません。

 

危険が迫ってくるので、一目散に扁桃体は、「逃げろ」という指示を出します。

 

一方で、例えばどんなに嫌いな上司を目の前にしても普通の人は逃げません。

 

大脳皮質に分析をしてもらい、色んなことを考えさせます

 

HPA軸は筋肉のように使えば使うほど鍛えられます。

 

ところが、慢性的に刺激されていると、コルチゾールレベルが上昇し続け、心臓の機能が損なわれたり、高血圧の原因となったり、免疫システムが抑制され、2型糖尿病などにかかりやすくなります。

 

そういった弊害がたくさん出てくるので、普段からリラックスできる時間が必要なのです。

 

具体的には、

 

オキシトシンを増やす、分泌させるには?~作用と効果を得るためには?~

 

を参考にしてください。

 

スポンサーリンク
 

スポンサーリンク
 

-神経

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

スポンサーリンク




スポンサーリンク