今回は自制心についてです。
自制心とは、簡単に言ってしまえば我慢することです。
で、何でこの自制心が大事なのかと言いますと、何か目標に向かって頑張っている時に「ゲームがしたい」とか余計なことを考えますがこの自制心があれば誘惑に負けにくくなるのです。
つまり、目標を達成しやすくしてくれるのです。
で、今回はその自制心の簡単な身に着け方について紹介します。
ちなみに、身に着け方は簡単ですが効果は抜群です。
プライドについて考えるだけで!?
ヒューストン大学のヴァネッサ・パトリックたちは、これからプライドが持てるようになるという予測、つまりそれを実感できると思うことで自制心が高まるのかどうかを実験した。(1)
実験では、ダイエットをしようとしている人の前に、1つのケーキを置いた。
その際、参加者を3つのグループに分けた。
最初の3分の1の参加者にはケーキをまったく口にしないことで感じるであろうプライドについて考えるように伝え、次の3分の1の参加者にはケーキを全て食べてしまった後ろめたさについて考えてもらうように伝え、最後の3分の1の参加者には特に何も指示はしなかった。
そして、研究者が部屋から出ていき、参加者が好きなだけケーキを食べられるようにした。
その結果、自分が誇りに思えるようになると予測、つまり将来自分が抱くであろう誇りについて意識を集中させた参加者の40%がケーキを一口も食べなかった。
一方で、何も指示をされなかった参加者は19%、そして後ろめたさについて考えたグループは11%だった。
また、誇りを抱くと予測していた人は平均してケーキを約34gしか食べなかったが、対照グループと後ろめたさを考えたの人たちはその2倍以上の量のケーキを食べていた。
ちょっと一言
で、具体的にこれを普段どう活かせばいいかとについて説明していきます。
それは日記をつけることです。
自分が誇りを感じるであろう日記です。
一方で、目標を達成できなかったときは自分に思いやりを抱くようにしてください。
ちなみに、プライドや誇りは達成できそうな感覚のことです。
つまり、達成志向が強ければいいのです。
目標に向けて、順調に進んでいる時はそれを誇りに思えばいいのです。
そして、次の成長段階に到達した時に自分が抱くであろう誇りを予測するのが良いです。
そうすることで、過去の強い願望が現在につながったという事実とともに、時が経つにつれ自分が前に進んでいく様子が記録に残せます。
それによって自分が一歩進むたびに、誇りを抱く強い意欲がわいてきます。
また、その効果は最終目標をクリアした時にだけ誇りを感じるべきだと考える場合よりも、はるかに大きいのです。
ただ、目標に一直線に進んでいくわけではありません。
どんなことでも紆余曲折があります。
ですが、誇りを感じることで忍耐力が最大限に高まるので、途中で何かあっても簡単に諦めなくなります。
最後に1つだけ注意があります。
それは誇りに思うことは自分を褒めるのと同じですが、簡単なことだと意味がありません。
かといって、特別な能力が身に付くまで誇りを感じてはいけないということでもありません。
ポイントは自分が進歩できたな、または進歩できそうだなと思う時に誇りを感じることです。
そうすれば、間違いなく目標達成率は大きく高まります。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
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