行動経済学

罰金はむしろ払いたくなるサービスの対価!?【インセンティブのデメリット】

投稿日:2019年5月27日 更新日:


 

学校でもどこでも、罰則があります。

 

でも、これってうまく機能しないことも多々ありませんか。

 

ルールを守らせようとして、校則だらけの学校とかありませんか。

 

僕が行っていた高校でも、週2回遅刻したら、翌週の月曜の放課後に反省文を書かされました。

 

でも、それって効果がなかったと思います。

 

要するに、反省文を書くことを前提に遅刻するので。

 

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意識の違いであらぬ方向になる!

 

カリフォルニア大学の経済学者、ウリ・ニーズィたちは、保育園である実験をした。(1)

 

実験に使われた保育園では、保護者が時間までに子供を迎えに来ないことで悩まされていた。

 

そこで、罰金を導入し、遅刻を防ごうとした。

 

その結果、遅刻が減るどころか増えていった。

 

原因は保護者たちが罰金を抑止策だとはとらえていなかったと研究者たちは考えた。

 

むしろ、それはサービスの対価だと保護者たちは捉えていた。

 

中には、進んで追加サービスの対価を支払う人もいた。

 

まぁ、結果的に保育園も収入になったのだからのだからよかったのかなという気もします。

 

ちょっと一言

上記の実験では結果的に良かったのですが、むやみやたらに罰金制度を取り入れるととんでもないことになりかねないかもしれません。

 

こちら側はルールを守ってもらおうとして罰金制度を設けたのに、ルールを破る人は「お金を払えばいいんでしょ」っていう意識になることだってあり得るのです。

 

ルールを守ってほしければ、まずちゃんと説明して、それでもルールを破る人は必ずいますので社会的証明の原理を使ってあげると効果的です。

 

人間は群れたいという意識があるので、「ルールを守ってくれている人は~%います」というようにルールを守ってくれる人にフォーカスすればいいのです。

 

ようは、みんながやっているから自分もやらなきゃっていう心理に誘導するのです。

 

そして、数字は%じゃなくて人数でもいいですが、大きく見える方が良いです。

 

例えば、3割というよりは33%みたいな感じです。

 

まずは、罰金よりこういうテクニックを使ってみてください。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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