僕は面接を200くらい失敗しています。
ですが、その時あまり落ち込んではいませんでした。
というのも、面接官が何を言っているのかわからないことばかりだったので自分には非がないと思っていたからです。
今考えると、これから紹介する心理学の研究に見事に当てはまっているのがわかりました。
まず、根本的に人は未来の自分の感情を予測できないことが今回のカギになります。
ですので、この記事を読んでいただければ面接に落ちても気にしなくなると思います。
幸せはずっと続かない!?
ハーバード大学の心理学者、ダニエル・ギルバートたちの研究では、大学のフットボールファンたちにお気に入りのチームの勝利もしくは敗退後に、どのくらい自分が幸せか予測してもらった。(1)
彼らは、ゲーム結果が二日から三日間、全般的な幸福感に影響を及ぼすだろうと予測した。
ところが、次の日までに標準的な幸福感に戻っていたことがわかった。
別の研究では、大学の助教授が就寝在職権が得られるかどうかが、その後の5年間の全般的な幸福感に大きな影響をもたらすと予測した。
しかし実際は、過去5年間に終身在職権を与えられた教授たちが、与えられなかった大学教師たちよりも有意に幸せではなかった。
つまり、得られるであろう幸せはすぐに消えてしまうのです。
では、自分が思った通りにうまくいかなかったら不幸は続くと思いますか。
面接官のせいにしてしまえ!
研究者たちは、否定的な出来事を予測をする場合のこの知識の欠如を、「免疫看護」と呼んだ。
理由は、自分の心理的免疫システムがどれほど働き、出来事を合理化するのかを認識できないからだった。
就きたい仕事の面接を受けてそれに落ちたらどれくらいどのくらい不幸になるかを予測する研究をした。(2)
ある条件の実験参加者は、仕事と無関係な質問をする一人のおかしな面接者の面接者を受け、別の条件の実験参加者は、仕事に密接に関連した質問をする専門家チームの面接を受けた。
実験参加者たちは、どちらも同じ条件でも、採用されなかったら同じくらい不幸だろうと予測した。
ところが、不採用と告げられた時、おかしな面接者の条件の参加者たちはより早く回復した。
彼らは、面接の失敗を自分ではなくその面接官のせいにして合理化をすることが容易だったがもう一方の条件の参加者たちは、専門家の面接官のせいにすることが難しかった。
また彼らは、両条件とも採用されなければ、同じくらい長くつらい気分を続くだろうと予測していた。
まぁ、基本的に面接官のせいにしてしまえばいいのです。
そうすれば、落ち込んでいる時間が少なくなるのですぐ次のことができるようになります。
ちょっと一言
人は自分の感情を予測するのがへたくそだということがわかりました。
ですので、面接に落ちてもその不幸がずっと続くわけではないので、うじうじ考えないためには面接官のせいにしてしまえばいいのです。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
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