行動経済学

国民に政策を受け入れてほしいなら補償金は出さないほうがいいこともある!?

投稿日:2020年3月19日 更新日:


 

僕の感覚ですが、政治家って国民に何らかの政策を受け入れてほしい時に、「補償金」などお金を出せば何とかなるという節があるような気がします。

 

特に、原発のごみなんかはその可能性が高いと思います。

 

ですが、どうやら行動経済学的には、逆に作用してしまうみたいです。

 

なぜか、お金をもらえるのに反対ししてしまうのでしょうか。

 

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補償金は逆効果になることも!?

チューリッヒ大学の経済学者ブルーノ・フライ;たちは、タウンミーティング(スイスでは自治体が自治権を持ち、市町村が適用する法律は有権者が参加するタウンミーティングで決定される)の参加者に、「処分場建設」に賛成するかどうかを尋ねた。(1)

 

すると、参加者の50.8%が賛成すると答えた。

 

理由については、国家の威信を保つため、公正さの観点から社会的な義務を果たすため、雇用を生み出せるためといった様々な回答があった。

 

その後、研究者たちはもう一度同じ質問をした。

 

今度は、「住民一人につき5000フラン(約50万円)の補償を出す」といった条件をつけた(あくまで仮定の話)。

 

そして、保障の財源はスイスじゅうの納税者が納めた税金。

 

その結果、賛成と答えた人の割合は、半分に減少した。

 

最終処分場の建設を受け入れると答えた人は、わずか24.6%になってしまった。

 

お金を出すというのは痛みが伴っているのは当然ですが、さらに輪をかけて賛成してもらえる率が半減してしまうんですね。

 

ちょっと一言

でも、こういうことってよくやられているのでしょうかね。

 

僕はニュースとかそこまで詳しくないのでわかりませんが。

 

ただ、選挙の時に「補償金を出す」みたいなことをいう候補者がいたら、それはちょっと気を付けた方が良いかもしれません。

 

これは政治に関わらず、心理学的にお金はモチベーションにならないのです。

 

例えば、子どもに勉強させたいからと言って、お金をあげても、効果は一時しかありません。

 

ですので、誰であろうが外から与えられるものより、内側から自然にわき起こってくるモチベーションの方が行動しやすいのです。

 

ちなみに、前者を外発的動機付け、後者を内発的動機付けと言います。

 

基本的に、人に動いてほしかったら内発的的動機付けを尊重することです。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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