行動経済学

嫌なことでもその情報に触れてしまえば、好感が持ててしまう

投稿日:2017年5月28日 更新日:


本

 

人間の行動の約97%(だったと思いますが)は無意識です。

 

行動経済学では人間の行動をシステム1、システム2と分けています。

 

簡単に説明しますと、

 

2+2=

答えは4

バカにしているわけではなく、瞬間的に答えがわかるのがシステム1です。

 

じゃあ、

24×32=

問題を出している僕ですら面倒くさいなと思う計算。

答えはいくつですか。

多分、紙に書かないと、答えは出ませんよね。これがシステム2なのです。

 

僕たちはほとんどが無意識、つまりシステム1で行動しています。

なぜなら、脳はなるべくエネルギーを使わないようにしているからです。

 

それを実生活に当てはめると、システム1ではある人が会議に遅刻すると、仕事に対しての責任がないからだとかなんとか思われちゃうわけなんです。

 

人が他者を認識する時は何をしているか関係なく、その人の行動が性格や能力を表しているもの憶測します。つまり何らかの行動とそれを行った人を結び付けしまうのです。ちなみにこれを対応バイアスと言います。

 

システム2では自分の行動について考えれば、みんなもそうする、性格に関係なく、同じ状況なら当たり前だと認識すること。会議に遅れたのは緊急に大事な取り先との連絡で時間がかかった、交通渋滞にはまってしまったなどと認識することです。

 

これは1例ですが、複雑に考えて答えを出すのがシステム2です。

 

システム2でみんなが考えてくれればいいのにと思いませんでしたか。僕は思いましたが、それは無理な話です。理由は上記の通りですが、良いことがあります。それは相手が普段からもそうですが、もっと言えば、感情的に怒っていたりするときはまず間違いなくシステム1です。相手は冷静じゃないんだということをわかっているだけでもかなり心理的負担は減ると思います。だけどみんな自分だけは冷静に客観的に物事を見ていると思っています。

 

でもそれがいかに間違っているかという意味で、対応バイアスについて面白い研究があったの今回はそれを紹介します。

 

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それを読めば、それが正しく思えちゃう

心理学者のエドワーズ・ジョーンズとヴィクター・ハリスが1967年に行った研究でキューバのミサイル危機から5年後に行われた。

 

学生たちにカストロに関する短いエッセイを読んでもらい、第一グループはカストロを擁護するエッセイ。第二のグループは完全に非難する文章。

各グループの半数には、エッセイは匿名の学生が自由意思で書いたものとし、残りの半数には、教官が賛否のどちらかを指定して学生に書かせたと説明。

エッセイを読んだ学生たち筆者の本当の考え方をカストロに対して0から100まで(0に近づくほど嫌いで100に近づくほど好印象)推測してもらった。

 

その時代の人はほとんどがカストロを嫌っていたみたいで・・・が、

 

エッセイが自由意思で書かれたと伝えらた学生たちはカストロ寄りのエッセイに平均60だと評価して、反カストロのエッセイは平均で20以下と評価。

 

ここからが不思議なことでして自由がなく書かされたエッセイだと伝えられたグループはカストロ寄りのエッセイになんと44と評価、反カストロのエッセイ(23)よりも高い評価です。

 

ちょっと一言

人間ってそんなことでなびいてしまうんです。

だから、普段からニュースでも何でも誰かから言わされていることに気付いたとしても、それがその人の本心と思ってしまう可能性があるんですよね。当然気づいていないほうが圧倒的なので、もっとっていうことです。これを防ぎたかったら、自分でとことん疑問を持って調べまくるしか道はないです。

 

それと調べる時にも確証バイアスに陥らず、賛否両論の情報を得ることが大切です。人間って自分と似た考えを持つ人が好きなのでそういう情報をばかり、いつの間にか集めてしまうので気を付けてくださいね。

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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