行動経済学

フレーミング効果とは?~心理学の具体例(実験)と日常で使える対策!~

投稿日:2017年10月10日 更新日:


フレーミング効果、心理学、具体例、実験、日常、対策

 

例えば、よく飲料や食品に「糖質~%カット」というような表示がされています。

 

ですが、よく考えてみれば、仮にある商品に「糖質90%カット」と書いてあっても、逆に「糖質10%入り」という商品がないのはなぜないでしょうか。

 

二つとも同じことを言っていますが、見せ方によってイメージが全く変わってしまのです。

 

これを心理学では、フレーミング効果と呼んでいます。

フレームとは枠のことです。

 

必ずしもそれが悪いとは言いませんが、そうなると、情報が限られてしまい、その枠だけで考えるようになり、その世界が正しいように思えてくることもあります。

 

これは別に食べ物などに限った話ではなく、テレビや政治経済、あらゆるものは見せられ方によってそのイメージでものごとを考えてしまうのです。

 

まずは、見せられ方によって、人々がどう思うのか見てみましょう。

 

スポンサーリンク
 

 

フレーミング効果の威力!

ノースウェスタン大学のジェームズ・ドラッグマンはある実験をベースにして、新しい実験を行った。

 

ある実験とは、経済政策について、5%の失業を生むと伝えられた人々は政策に反対する傾向があったが、95%の雇用を生むとと伝えられた人々はその政策に賛成する傾向にあったという実験のこと。

 

まず、被験者たちに2つの経済政策のうちの一方を採用するように求めたところ、ここでもやはり否定的なフレーム(5%の失業率)を提示された人々の方が、肯定的なフレーム(95%の雇用率)を提示された人々より政策を否定する傾向が強かった。

 

ということは、テレビやネットでも情報は見せられ方によって、印象が変わってしまいますよね。

 

勘の鋭い方は、この効果を消せば公平に見えるようになるのではないかと思ったはずです。

 

実はそうなんです。

 

フレーミング効果を消滅させる方法とは?

ドラッグマンは、被験者たちを異種混在のフレーミングにさらした。

 

つまり肯定的なフレーミングにさらされた人々と否定的なフレーミングにさらされた人々が混在する少人数のグループで、問題を議論してもらった。

 

結果、フレーミング効果は消滅していた。

 

これが大事な感覚なんですよね。

 

人間って見えているものしか現実だと思わないんで。

さらにその中で見たいものしか見ていないなんてことはしょっちゅうあります。

 

その結果、自然に視野が狭くなるのも当然だと言えます。

 

ですので、自分の気に入った新聞とかしか読んでいないと、その意見が正しように思えてきてしまうのです。

 

自分がどんな立場にいようが、こういう戦術にひっかからないためには、多様な視点、情報、選択肢、意見に触れることです。

 

ちょっと一言

1つの情報にしか触れないと、見せられ方で情報というのは良くも悪くも映ってしまうということでした。

 

それを防ぐには、多面的な視点で見ると、フレーミング効果が消えるということでした。

 

もちろん、いつもと同じメンバーで話したり、いつもと同じようなメディアの情報を読んだりするのもいいのですが、フレーミング効果にひっかかりやすくなってしまいます。

 

ですので、どんどん色んな人と関わり合ったり、色んなものに目を向けましょう!

 

そうすればフレーミング効果は消えますし、さらに違う意見の人と話したりすることによって、視野が広がったりして問題解決能力や発想力や説得力が高まるというメリットもありますので参考にしてみてください。

 

スポンサーリンク
 

スポンサーリンク
 

-行動経済学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

スポンサーリンク




スポンサーリンク