世の中に絶対なんてものはありませんが、なるべく正しい予測をしたいものです。
まえに、人間は未来を予測するのはメチャクチャ下手くそだっていう記事を書きました。
ですが、それは未来の話に限らず、推定の場合でも同様です。
では、正しい推定をしたいときは、みなさんはどうしますか。
自分の推定と相手の推定、どっちが優れている?
ペンシルベニア大学などの研究者たちは、被験者たちを2人一組にして、被験者が知らない様々な値を推定してもらった。(1)(2)(3)(4)(5)
研究の一部では、イスラエルで実施され、政治的な意見(イスラエルはシリアと平和協定を結んでゴラン高原を諦めるべきだと考えるクラスメートの割合)や人口統計データ(イスラエル国内にいるドルーズ派の人数)の推定が求められた。
その他、アメリカでは、専門家に関わる質問が出された(社交ダンサーにジャッジをした得点点を推測させる、不法行為がらみの事件で原告に出される採血を弁護士と法学部の学生に推測させるなど)。
それぞれの実験で、まず一人に推測をしてもらった。
それから、ペアの相手の推定を見て、自由にそれぞれの重みづけを重みづけを行ってから、2回目の推定をしてもらった。
その際、2人は両者が合意する共同の推定をするように求められた。
どのレベルに対しても、正確さに応じて金銭的報酬が与えられた。
もちろん、誰も正しい答えは知らなかった。
そして、理由らしい理由はなく、たいていの被験者は最初に自が出したの推定の方がはるかに優れていると考えていた。
実際にも、3回に1回以上の割合で相手の推定に重みはないと判断していた。
そして、自分自身の推定と相手の推定を平均した場合(実際には約10分の1でしかなかった)の結果よりも、常に悪い結果だった。
ところが、一つの推定に合意するように、強制的にされた場合には、常に精度が高くなった。
ようは、他人の意見と自分の意見をすり合わせていくことが大事なんですよね。
ちょっと一言
賢い人は自分が優れているなどとは考えず、どんな人にも歩みよるイメージが僕にはあります。
ポイントは議論をして、そういをなくして行ったり、妥協点を見つけていくことです。
だから、反対に自分は他の日より優れているのだと考えてしまうと、結果的に間違いを犯す可能性が高くなっていきますので、とりあえずは相手の意見に耳を傾けるところから始めてみてはどうでしょうか。
意外と自分では気づかなかったことが見えてくるかもしれません。
ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
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