「なんかいつの間にかたくさん買い物をしてしまった」なんてことありませんか。
あったとしたら、そのお店ってもしかして、良い香りがしていませんでしたか。
例えば、パン屋の前に通ったら、お腹が空いてもないないのに買ってしまったなんていうような経験は誰でもあると思います。
無駄遣いの原因はたくさんありますが、その一つに香りというものがあります。
快い香りにはご用心!
アイオワ州立大学のアン=マリー・フィオーレたちは、婦人用のナイトウェアの模擬店を作り、109名の女子学生を対象に、購入時の態度や目的、品質の見方、サテンのナイトガウンやパジャマに支払いたいと思う金額を調査した。(1)
回答を分析した結果、商品のディスプレーに快い香りがついている時には、ナイトウェアに肯定的な態度を抱くようになり、購入意欲が高まり「私はこの商品を買いたい」と明言する11点の高得点をつけた。
さらに、もっと高額でも支払うことを望んだ。
ですが、香りは商品の雰囲気と合っていないといけないのです。
スズランの香りはナイトウェアのディスプレーを快適にし、テーマとの適合性もあることで購入意欲や商品に対する肯定的な態度につながったのです。
しかし、海の香りにすると、快いとは思われたものの、商品とテーマが好ましいとは感じられなかったみたいです。
性別によって!
ワシントン大学エリック・スパンゲンバーグたちは、町の衣料品店を使い、性に適合した香りを流していかに実際の購入行動に影響するのかを実験した。(2)
この店では、メンズ、レディースとも商品販売は均等な床面積で行われていた。
2週の間に曜日を変えて、すでにテスト済みの「女性性」(バニラ)を暗示する香りを店内に流し、日替わりで「男性性」(モロッコローズ)を暗示する香りを漂わせた。
その結果、バニラの香りがする日は、モロッコローズの日と比べて、女性の買い物客たちはお店と衣類の双方に好感をもって評価をした。
そして実際に、彼女たちは衣類をいつもより多く購入し、買い物に費やす金額も多くなり、またこの店に訪れたいと言った。
その一方で、男性らしい香りがする日には、男性たちはお店への態度と購入意欲に肯定感が生まれ、彼らも普段以上にお金を使い、多くの衣料を購入し、またこの店に期待と言っていた。
ちょっと一言
良い香りがする場所では、買い物をしやすくなるということでした。
僕自身、コーヒーが好きでコーヒーの香りを嗅ぐと、つい買ってしまうんですよね。
まぁ、結局飲むものなので良いかなとは思ってはいますが・・・。
でも、買ってきて「なんでこんなものを買ってしまったのだろう」という場合で、良い香りがするお店だったら行くのをやめてみると無駄遣いが減るかもしれません。
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