行動経済学

PKを止める確率を上げるために!~キーパーは不利だが、左右どっちに飛べばいいの?~

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サッカーが好きな人、やっている人なら、PKと言うものは試合の行方を左右するものだと考えているはずです。

 

今回は、ゴールキーパーがPKを止めるには、どこにいれば止められる確率が一番高いのかということを紹介します。

 

そして、その確率がわかっていても、ほとんどのキーパーはそれができないのです。

 

なぜだと思いますか。

 

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PKを止めるには?

イスラエルのネゲブ・ベン・グリオン大学の行動経済学者、オファー・アザールは、一流のゴールキーパーを対象にして、ペナルティー・キックについて研究を行った。(1)

 

ボールを蹴る選手はゴールから36フィート(約11メートル)に立っている。

 

そして、ゴールの横幅は24フィート(約7.3メートル)

 

また、ボールが蹴られたスピードは、90キロを超える。

 

研究者は、世界トップレベルの現役のゴールキーパーについて、300件以上のデータを集め、明確なパターンを発見した。

 

それは、ゴールキーパーがゴールの真ん中でじっとしている時が、シュートを止める確率が一番高かった。

 

その確率は33.3%だった。

 

ちなみにボールが来る方向を予想して左に飛んだ場合は14.2%、右に飛んだ場合は12.6%だった。

 

つまり、8本に1本は止められるが、7本は決められてしまう。

 

そして、キーパーたちは情けないと感じていた。

 

研究者は、キーパーたちに自分の決定についてどう感じているか聞き取り調査を行った。

 

そこでわかったのは、ゴールを守る戦略には感情が大きな役割を果たしているということだった。

 

真ん中に立っていることが統計的に有利なのに、実際にそうしたキーパーはわずか6%だった。

 

その原因は、じっと立っていてゴールを決められた時の方が、飛んだ時よりも気分が悪くなるということだった。

 

つまり、何もしない失敗より何かした時の方が良いと感じてしまうのだった。

 

これが不合理な意思決定をしてしまう原因なんです。

 

しかも、トップクラスのキーパーならたくさんの人から見られているはずです。

 

仮にそういう人が、合理的に真ん中に立っていて、PKを決められた時に「なぜ、ただ真ん中に立ているんだ」と言うブーイングも起こるはずです。

 

これは、僕の考えですが、観客なども不合理な選択を望んでしまっているのではないかと思います。

 

本当は、真ん中に立っているだけで、10本中3本以上は必ず止められるという統計があるにもかかわらず。

 

ちょっと一言

PKをゴールキーパーがより止められるようにするには、真ん中に立っていることが一番だということでした。

 

しかし、ほとんどのキーパーはわかっていてもできないので、裏を返せば、キッカーは真ん中を狙えばより高い確率で入るということが言えます。

 

しかも、ゴールの枠を外す心配もないのでいいのではないでしょうか。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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