行動経済学

人間は獲得できるものよりできるだけ選択肢を広げておきたい!という研究

投稿日:2020年3月22日 更新日:


 

例えば、多くの人が部屋をキレイにするために物を捨てることが大事だと思っています。

 

ですが、なかなか捨てられないのが実情だ思います。

 

そして、その理由は簡単で、捨てる時になると「いや、これはもしかして何かの時に使えるかもしれない」なんて思ったことがあるはずです。

 

というのも、人は選択肢を失いたくないのです。

 

もったいないとかではなく。

 

そのせいで、他に大きなものが得られるのにそれを犠牲にしてしまようなのです。

 

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人は選択肢を重要視してしまう!?

デューク大学の行動経済学者ダン・アリエリーたちは、人はできるだけ多くの選択肢を残すために、他のものを犠牲にするどうか実験した。(1)

 

実験では、コンピュータスクリーンに3つのドアが映し出されていた。

 

「赤いドア」と「青いドア」と「緑のドア」。

 

被験者であるプレイヤーたちは「100ポイント」からゲームをスタートした。

 

ドアを開ける前には1ポイント必要だったが、どの部屋に入ってもポイントは稼げるようになっていた。

 

もっとも多くのポイントを入手できる部屋も簡単に突き止めることができた。

 

当然、プレイヤーたちは効率の良いプレイをした。

 

一番ポイントが得られる部屋を見つけ出し、ゲーム時間が終了するまでその部屋にとどまった。

 

次に、研究者たちはルールを変え、プレイヤーたちが12回動くうちに一度も開かれなかったドアは消滅するようにした。

 

すると、プレイヤーたちはポイントの宝庫かもしれない部屋へのアクセスを失わないために、ドアからドアへとせわしなく動き回った。

 

その結果、彼らの得点は前回のように稼げていたはずのポイントより15%少なかった。

 

そこで今度は、ドアを開けるために必要なポイントを1から3に引き上げた。

 

ところが、変化は見られなかった。

 

またしても、プレイヤーたちは手持ちのポイントを浪費してでもすべての選択肢を維持しようとしていた。

 

最後に、どの部屋で何ポイントを得られるかを教えても、プレイの仕方は変わらなかった。

 

選択肢を失いたくないのですね。

 

ちょっと一言

ですので、部屋の掃除でも何でも、普段全く使わないものなどは捨ててしまった方が良いのではないかと思います。

 

そうすれば、大きなメリットが得られるものだけが残りますので、それに集中しやすくなるはずです。

 

ちなみに、僕の部屋はパソコン、筆記用具だけです。

 

みなさんも本当に自分が大事だと思うもの以外は捨ててしまっては。

 

そっちの方がだいぶ得をするので。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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