行動経済学

仕事を辞めたい、会社を辞めたい!~意欲が湧く転職先とは!?~

投稿日:2017年12月7日 更新日:


仕事をやめたい、会社辞めたい、転職先

 

毎日、仕事を辞めたいと思っているなら、実はあなたのせいではなく、会社のせいかもしれません。

 

例えば、みんなが仕事に意欲的ではなかったら、意欲がある人でも、それが失われてしまうのです。

 

今回はそんな研究を紹介します。

 

ですので、仕事を楽しくしたいなら、楽しくしている会社に行くことをお勧めします。

 

スポンサーリンク
 

 

仕事の意欲を職場ごとで比べるために

イタリアは、他のヨーロッパの国とは違い、地域によって文化の差が非常に大きいという特徴を持っているらしいのです。

 

特に北部と南部では、際立っていまして、具体的には、北部と南部の勤労意欲があからさまに違うんだとか。

 

しかし、心理学者にとってみれば、恰好の実験台です(笑)

 

職場によって意欲が変わっちゃう!?

アンドレア・イチーノとジョバンニ・マジという研究者は、イタリア最大の銀行の一つに勤める数千人の行員の行動が記録されているデータベースを調べた。(1)

 

そのデータには、各行員の遅刻や欠席の回数、昇進、転勤などの詳細な情報が含まれていた。

 

この情報を見れば、どの行員が北部の支店から南部の支店へ転勤し、また南部の支店から北部の支店へ転勤したかを突き止められた。

 

研究者たちは、例えば北部のミラノから南部のナポリに転勤した行員の勤務態度が大きく変化していることを発見した。

 

ナポリに移ると、行員はいつものように遅刻をし、欠勤する日も明らかに増えていた。

 

やむを得ない欠勤は公式に認められているのは病欠だけで、地域が変わったから健康を損ねたのかもしれない。

 

だが、反対にナポリからミラノに移った行員の勤務態度も変わっていたが、こちらは逆に遅刻利率や欠勤日数が減っていた。

 

さらに、データベースを詳しく調べてみると、行動パターンがこのように変化した理由として、唯一考えられるのがピア効果(周りの人たちに同調してしまう効果)であることが確実だった。

 

ミラノからナポリに転勤した行員は、ナポリの同僚たちの勤労意欲がミラノより、乏しいことをすぐに学んだ。

 

そのために、ミラノにいた時の高い勤労意欲を保つ精神的なインセンティブは弱まっていた。

 

逆にナポリからミラノに転勤した行員は、同僚たちが仕事に時間と労力をつぎ込んでいるのを学んだ。

 

こちらの場合は少し時間がかかったようだった。

 

どちらに行こうが、その職場の労働環境に影響を受けてしまうみたいですね。

 

そう考えると、つまらない会社はせっかく優秀な人が入っても、その人の能力をつぶすことだってあります。

 

会社を辞めたいなら辞めて、転勤するなら自分が良いなと思うような会社の雰囲気みたいので、一つの基準として選択するのもいいと思います。

 

ちなみに、仕事を辞めたいと思っているなら、他の人たちも思っていることは充分にあり得ます。

 

ただ、みんなが仕事をしているから自分も仕事をしなければいけないようにみんなが感じていることがあります。

 

つまり、人間は見えていることに重点を置き、良いか悪いかは別にして、それに同調してしまうのです。

 

こういう一連の状況を社会的証明の原理と言います。

 

例えば一人ひとりは、こんな仕事うんざりと思っていても、みんながやっているから自分もやらなくてはということをみんなが思っているわけです。

 

参考程度に考えてみてください。

 

ちょっと一言

転勤する職場によって、勤労意欲などに大きな差が出るということがわかりました。

 

別にこれは遅刻や欠席率だけではなく、自由に仕事をさせてくれるのか、上下関係がないのかなども大きく影響してきます。

 

ですので自分の基準に照らして、転職先を選んでみては。

 

スポンサーリンク
 

スポンサーリンク
 

-行動経済学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。他には、どんどん新しいことを知って挑戦していくことと、そんな人が好きです!

スポンサーリンク



スポンサーリンク