行動経済学

人間は確実な利益が手に入ると思っていても、自分の行動を優先させてしまう!?

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お金っ大事ですよね。

 

多分、誰もが1番にほしがるものではないかと思います。

 

ところが、どうやらそれ以上に人が選んでしまうものがあるようなんです。

 

それって何なのでしょうかね。

 

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お金を失ってまで人が大事にするものとは?

ハーバード大学のキャス・サスティ-ンたちは、人はコントロール感を得るために意識的にお金がもらえるチャンスを逃すかどうかという実験を行った。(1)

 

まず、参加者には「シェイプ・ピッキング・ゲーム」をしてもらった。

 

それはコンピュータ画面に映る2つの形のうち1つを選んでもらい、当たればお金がもらえるというゲーム。

 

画面上には毎回新しい形が現れるようになっていた。

 

参加者にはしばらく練習してもらい、自分がどれだ上手に正しい形を選択できるかという感覚を覚えさせた。

 

ただ、研究者たちは気づかれないようににゲームを操作し、あたりを選ぶ確率がちょうど50%になるようにした。

 

つまり、半分当たり、半分外れるようにした。

 

練習後、参加者にどれくらいうまくできたかと自己評価させたところ、全体的にわずかに自分の評価を過大評価し、標準を上回る確率で当たったと答えた。

 

もちろん、よく当たった答える人もいれば、あまり当たらなかったと言う人

もいた。

 

そして、各自が「シェイプ・ピッキング」の出来を実感したところで、参加者に専門家を雇う機会を与えた。

 

専門家は正しい形を選ぶ手助けをしてくれるようになっていた。

 

良い形を当てる確率は専門家によって違い、彼らの手助けで参加者が正しい形を選ぶのに成功したら、わずかな手数料が徴収された。

 

例えば、90%の確率で正しい形を選ぶ専門家だと10ペンス請求され、75%成功する専門家なら5ペンスが請求される、といった具合。

 

成功率と手数料は参加者にオープンにしてあったので、ちょっと計算すれば専門家を雇う価値があるかどうかを判断できた。

 

その結果、参加者たちは専門家を雇おうと決めたこともあったが、その頻度は少なかった。。

 

この設定では、2回に1回専門家に決断をゆだねれば、最も高い額が獲得できるようになっていたが、参加者は3回に1回しか専門家に選択権を委ねなかった。

 

彼らは自分で選ぶことを選択し、その結果損をした。

 

ところが、彼らは自分の行動を認識していた。

 

研究者たちは、参加者にそうすべき時に専門家を雇ったかどうかを質問すると、すごく的確的な答えが返ってきた。

 

雇うのが少なかった人はそれがわかっていたし、最適な委託をした人にその自覚があった。

 

人間ってお金よりも、コントロール感を大事にしてしまうんですね。

 

もちろん、合理的に考えれば、専門家を雇うこともありますが。

 

ちょっと一言

ただ、選択したくないということもあります。

 

それは決断する時に、時間がなかったり、やたら面倒くさかったり、結果に対して責任をとりたくない場合です。

 

これは後悔したくないからです。

 

ですが、これらの場合においても、人間は押し付けられるより、自分で他人にゆだねることを選択する権限を持ちたいと思っているようです。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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