行動経済学

株価が上がっている時と下がっている時の口座のログイン回数は?

投稿日:2020年7月22日 更新日:


 

僕自身、過去にちょっとだけ株をやっていました。

 

あまりに心配性でよく株価をチェックしていました。

 

多分、株をやっている人なら多かれ少なかれチェックすると思います。

 

全くチェックしない人はいないと思います。

 

ただ、どうやら全体的に株価をチェックする回数が多い時と少ない時があるようなのです。

 

それは一体どんな時でしょうか。

 

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株価とログイン回数の関係!

カーネギーメロン大学の行動経済学者ジョージ・ローウェンスタインたちは、取引をする意思がないの人が株価をチェックする時はどんな時なのかということを調査した。(1)

 

 

黒の折れ線は2006年1月から2008年4までの約2年間の「S&P500」の値動き。

 

S&P500は、NASDAQやNYSEに上場している代表的な500銘柄の株価をもとに算出される株価指数の1つ。

 

黒線は波のように、ゆっくり上昇したり、急激に下降したりするサイクルを繰り返す。

 

そして、灰色の折れ線は、持ち株の株価をを見るため(売買はせず、あくまでチェックのみ)、株主が口座にログインした回数を表している。

 

ちなみに、このグラフで使われているのは生の数値データではなく、取引の意思や市場売買高など明らかな交絡因子に応じて調整された数値。

 

このグラフを見ると、2本の折れ線グラフがまるで同期していることがわかった。

 

つまり、株価が上がればログイン回数も増え、下降するとチェックの回数も減った。

 

他にも様々な要因などの理由を統計的に処理した結果、持ち株の価値に関する情報する行動は、満足感を得たいという願望に支配されている。

 

市場が上向きになると、人は自分の持ち株もそれに倣うと考え、その満足感に浸りたいだけでアクセスをする。

 

一方で、市場が下降すると、人は現実から目を背ける。

 

財産を失う可能性や、それを確認すればネガティブになることがわかっているから。

 

知らないままでいれば、いつか上昇していくという希望を持ち続けられる。

 

つまり、人は悪い知らせを無視し、気分をよくするポジティブな知らせを求める傾向にあった。

 

ちなみに、この現象をダチョウ効果と言います。

 

とは言え、2008年のリーマンショックでは話が別なようです。

 

希望を持つことが不可能だとわかった時、人はようやく被害を見極め、立て直そうとするみたいです。

 

ちょっと一言

これは別に株の話に限ったことではないのです。

 

例えば、自分の寿命が短いと知っている人は早めに何でも行動します。(2)

 

言い換えれば、悲劇的な状況にならない限り、人は不快な情報を避け続けるのです。

 

だから、ちょっとした不快な情報は前もってつぶしておけば、後々悲惨な状況にならなくすむのです。

 

ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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