行動経済学

自分の頭で考えることができないと・・・!?

投稿日:2017年4月18日 更新日:


自分の頭で考えることができない

 

例えばrで始まる単語と3番目の文字がrの単語はどちらが多いでしょうか。

 

瞬時にrで始まる方が多いと思ったのはではないでしょうか。

 

でも実は3番目の方が多いみたいです。

 

僕もそこまで根気がないので調べてはいませんが。

 

根気がある方は調べてください。

 

まあ、仮にあったとして、最初にrが来る単語の方が多いと思うのは普段からクイズ番組などで”あ”から始まる単語を答えなさいと言うのを観ていたり、そしてずっと簡単だからそんな気がしてしまうのです。

 

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たった一つの事例で、そして事実でも信じない

他にも飛行機の事故のニュースを見るとたった一つの事例で飛行機は危ないと思い込んでしまう。

 

一方で普段から食べているもので例えば、Aという商品は体に悪いですと言うニュースを聞いた時は疑ってしまいがちだし、実際、どこも悪くなっていないし、美味しい。

 

人は普段から接している情報に素早く大きく反応する。

 

これを利用可能性ヒューリスティックと言います。

 

報道はみんなの意識と逆!?

アメリカのコロンバイン高校での銃乱射事件後、『アメリカは恐怖に踊る』の著者、バリー・グラスナーの調査によると、その事件後、マスコミが騒いでいる時期では学校では暴力事件が30%以上減少していたという。

 

つまり、それ以前はマスコミが報道していなかったから子供たちが銃で撃たれる確率は高かったということです。

 

普段聞き慣れている威力

この利用性ヒューリスティックを正確にあぶり出している研究者たちがいる。

 

エイモス・トヴェルスキーとダニエル・カーネマンは被験者に氏名を読み上げたものを聞かせた。その中では19人が有名な男性の名前、他の20人は被験者の知らない名前だった。

 

その後、同じ実験が女性の氏名でも繰り返された。

 

氏名を聞いた被験者にはできる限り多くの名前を思い出してもらうか、または名前の一覧から選び出してもらった。

 

結果は66%の被験者が知らない人の氏名より有名人の名前を多く思い出した。また、80%くらいの被験者が有名人の名前の数の方が多かったと答えている。

 

実際には違いますけど。

 

この実験から明らかに情報の利用性が高い、つまり人は脳から引き出しやすければ、引き出しやすいほど、素早く見積もってしまい、処理をするスピードが速い人ほど、他のことに目を向けられなくなってしまう

 

面白い例

CMで宝くじが当たった場面を繰り返し放送される。

 

そして、自分が当たった時のことを想像させられる。

 

しかし、宝くじに当たる確率よりそれを買いに行くまでに交通事故で死亡する確率の方がはるかに高い。

 

しかし人の頭は引き出しやすい情報の方が勝ってしまうのです。だから宝くじを買いに行くのです。

 

まとめ

・人はものごとを統計や確率ではなく、実例やストーリーで考えてしまう。

たった一つの事例で全部がそう見えてしまい、逆に一度も見聞きしたことがないことはなかなか信じない。

あることで頭がいっぱいになると他のことに目が向かず、後から矛盾する情報が出てきてもシャットダウンしてしまう。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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