行動経済学

90%の確率で手洗いをさせるメチャクチャ簡単な方法!

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昨日は手を洗わない人が結構いるよという記事を書きました。

 

手を洗わないと風邪をひいたり、他の病気の原因になったり、さらに他の人にまで迷惑をかけてしまうということがあります。

 

では、どうしたらみんなが手を洗ってくれるのでしょうか。

 

今回はそんな研究を紹介します。

 

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ゲーム感覚にすれば手を洗う率は爆上がり!

ノース・ショア・ユニバーシティ病院の研究チームは、2年間で5万ドルの予算を投じ、アメリカと東北部にある集中治療室(ICU)を研究事例として実験を行った。(1)

 

ちなみに、治療室には元々簡易なジェル状の手指消毒剤や洗面台が部屋ごとに備え付けられてて、医療スタッフが手洗いを忘れないように、いたるところに注意書きが貼られていた。

 

ところが、順守率はかなり低かった。

 

研究チームは、21台の監視カメラをICU内の手指消毒剤と洗面台が映る場所に設置した。

 

そこからの映像は、ウェブ経由でインドに送られた。

 

なぜなら、インドでは20人の監視員が24時間体制で医療スタッフの行動をモニタリングし、手洗い状況を評価するという計画だったから。

 

医療スタッフが患者の部屋を出入りすると、ドア付近のセンサーが感知し、インドの監視員に注意を促した。

 

他の監視する隠しカメラと違うところは、医療スタッフがはっきりカメラを意識している点。

 

ところが、見られているのを知っていながら、ルールに適う手洗いをしたスタッフは10人中1人だけだった。

 

そこで、研究チームはスタッフが自分たちの行動をすぐにフィードバックできるように、各部屋に電光掲示板を設置した。

 

医師や看護師たちなどの職員がちゃんと手を洗うたびに、掲示板に示される数字も上がっていくようになっていた。

 

これらの数値はスタッフの手洗い順守率を表わすもので、その時間に働いているスタッフの何%が手を洗っているか、1週間ではどれくらいの率になるかが示されるようになっていた。

 

その結果、順守率が90%まで跳ね上がっていた。

 

で、この結果があまりにもでき過ぎていて、研究チームは再度、病院内の別の治療室で同じような実験をしたのです。(2)

 

その結果、そこで手洗いをしていたのは3人に1人だけだったのですが、電光掲示板によるフィードバックが導入されると、順守率は90%まで上昇したようです。

 

ちょっと一言

電光掲示板をいたるところに設置するのは無理でも、少なくとも病院や飲食店のは設置をしてほしいなと思います。

 

それだけで、色んな病気が防げるなら安いものではないかと思います。

 

まぁ、それがなくても自分のためにも手洗いはちゃんとしていた方が良いのは言うまでもありませんが、風邪対策にはちゃんとなります。(3)

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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