行動経済学

裏切られたと感じると合理的に判断ができなくなってしまうヒューリスティックとは?

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みなさんは裏切られたという経験がありますか。

 

信じていた人にものを盗まれたりと、何でもいいのですが。

 

もちろん、その人が処罰されるのは当然ですが、大体の人はより重い処罰を求めるようです。

 

なぜなら、信じていた人に裏切られたからです。

 

ちなみに、これをヒューリスティックと言い、思考がすぐに浮かんだものを指します。

 

逆に言えば、直感でものごとを考えるので、合理的な判断ができなくなってしまうのです。

 

そして、それは人だけではありません。

 

ものに対しても同様のことが起こるようです。

 

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裏切られたらリスクをより多くとってしまう!

テキサス大学のジョナサン・コーラ―たちは、人々が裏切られたと感じるとどういう判断をするのかを調べた。(1)

 

まず、参加者に同じ値段の車2つ、車Aと車Bのどちらかを選んでもらった。

 

そして、衝突テストによると、車AにはエアバッグAがついていて、衝突の時に深刻な事故で死ぬ確率が2%あった。

 

一方で、車BにはエアバッグBがついていて、死亡確率は1%だが、追加でエアバッグ作動の結果として死ぬ確率が1万分の1(0.01%)だった。

 

その結果、ほとんどの参加者(3分の2以上)は、リスクの低い方に「裏切りリスク」が伴う時には高いリスクを選ぶことがわかった。

 

対象条件の実験では、人々は数字に混乱していなかった。

 

2%のリスクと1.01%のリスクでなら、参加者は裏切りリスクさえなけらば後者のリスクを選んだ、

 

つまり、人々の裏切りへの忌避は非常に大きく、安全を高めるはずの装置からくる(小さな)ハザードに自分を曝すより、自分自身のリスクを高めようとした。

 

明らかに、人々は裏切りの可能性でしかないものすら避けるためなら、自分が保護されたいと思っているまさにそのリスクですらもっと大量に負担したがるようです。

 

さらに、裏切りリスクは心理的にあまりに耐えがたいので、人々は安全装置の裏切りによる小さな可能性を避けるためなら、自動車衝突、火災、病気による死のリスクを倍増させてもいいと思っているようです。

 

ちょっと一言

裏切りによって、怒りや悲しみという感情が湧いてきたら、まずは冷静になるための行動をとりましょう。

 

散歩や運動したりして、なるべく自分と感情を切り離しましょう。

 

怒りは大体30分くらいしか長くても続きませんので。

 

すると、無駄なリスクをとらずに済みますので、冷静になることを心がけてください。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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