行動経済学

貧しい村で誰かにお金をあげるとその代償は4倍以上になるという実験!

投稿日:2020年1月24日 更新日:


僕自身、海外にはそんなに行ったことはないのですが、10年くらい前に中国に行ったときは観光地ごとに何かを買ってくれと言う人たちが大勢いました。

 

そういう人たちは世界にたくさんいると思いますが、ただ旅行先で貧しくてかわいそうだからと思って、安易にお金を渡してはいけません。

 

それはちゃんとした科学的根拠があるのです。

 

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貧しい村の誰かに現金をあげてはいけない!

『あなたの喜びは私の痛み―現金支給プログラムがもたらす負の心理的影響』という実験がある。(1)

 

これは貧困層を支援する非営利団体〈ギブダイレクトリー〉が60か所ある貧しいケニアの村から無作為に過程を選び、無条件に400ドルから1500ドルの現金を一括して給付した。

 

これらの村の平均的な家庭の財産は400ドル以下なので、どちらの金額でも彼らにとっては大金だった。

 

その後、プリンストン大学のヨハネス・ハウスホーファーたちとともこの実験を分析したところ、現金給付を受けた人たちの満足度は向上したことがわかった。(2)

 

ところが、現金給付を受けた人たちの生活満足度の上昇よりも、現金給付を受けなかった人の生活満足度の落ち込みの方が大きかった。

 

研究者は、「この(負の)波及効果の大きさは注目に値する。なぜなら、実際の金額の4倍以上もの影響が見られたからだ」とコメント。

 

つまり、ケニアの貧しい村では、ある人が儲かれば、その人の満足感の4倍以上不満を持つ人が出てくるということです。

 

ちょっと一言

これは貧しい人に限らず、誰かを贔屓すれば当然周りから不満が出ますよね。

 

だから、情に流されたりすると返って全体の幸福度が下がってしまうので、何かを特定の人にだけにあげるのはやめた方が良いと思います。

 

また、特定の人にだけプレゼントや何かを渡したいという時は、周りに誰もいない状態で渡すのがベストです。

 

そうじゃなかったら、みんなに平等に行き渡るようなお菓子などを用意しておくのが良いと思います。

 

ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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