認知心理学

裏表のある人の心理!~裏表のある男女の特徴!それは・・・?~

投稿日:2017年8月29日 更新日:


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世の中には、不誠実な人が多いが、自分は公平で道徳的に正しいことをしている。

 

・・・とみんな思っています。

 

ですが、今言ったことと、後の行いはかなり一致しないことがあります。

 

自分がモラルのあるなんていうのは幻想です。

 

前にも言いましたが、人間の行動は状況によって左右するのです。

 

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裏表のない人はいるのか?

ノース・イースタン大学のデイヴィッド・デステのとピアカルロ・ヴァルデソロはある実験を行った。

 

それは、単純なもので被験者を一人で個室に入れ、コインを投げてもらう。

 

そして、表が出たら、面白いゲームを短時間できる。

 

裏が出たら、退屈で面倒な作業に45分間縛られる。

 

さらに実験を面白くするために、隣の部屋にいる人は自分が投げたコインの結果と逆の作業をしてもらうようにした。

 

つまり表が出たら、相手はの作業をし、裏が出たら、表の作業をするということ。

 

研究者たちは一般の人たちが、コイン投げのルールを破るのは信頼に値しない行為と見なすことを確認した。

 

100人以上に「コイン投げをすっ飛ばして、いきなり楽しい作業を自分に割り当てるのは間違っているか」と尋ねた。

 

結果は明白で、匿名によるアンケート調査で、一人残らず、コイン投げをしないのも、結果について嘘をつくのも完全に間違っていると答えた。

 

ところが、興味深いことにそれとはまったく同じ状況に参加者をおくと、つまり一人にして(隠しカメラを設置しておいて)、自分と隣の部屋にいる人のどちらかが面倒な作業に回されるのかを決めるコイン投げをしてもらうと、なんと90%の人たちがコイン投げをしなかった。

 

そして、一部の人たちは、コインを投げたが、表が出るまで投げ続けた。

 

コインを投げなかった人たちは、すぐに表が出たと報告した。

 

不正は絶対よくないという人たちの行動は全く逆ということですね。

 

別にこの人たちに限らず、誰もが実生活の中で道徳的に反する行為を見てもそこまで咎めたりはしないかもしれませんね。

 

それを確かめるために・・・

 

裏表がばれたら、自分の誤りを認めるのか?

デステノらは、他の人がコインを投げずに、自分に楽な作業が回ってくるようにする様子を隠し撮りして、実験参加者たちに見てもらった。

 

他の人が利己的な願望に屈するのを見ると、彼らは何のためらいもなく、その人を咎めた。

 

研究者たちが、「コイン投げをしなかった人」はどれくらいフェアだったかと尋ねると、結果は、一人残らず、フェアではないと答えた。

 

その人の振る舞いは信頼に値しないし、ルールを破ったのは道徳的に正しくないと全員が思った。

 

ところが、コイン投げをごまかした参加者たちに自分の振る舞いに尋ねてみると、驚くことに自分も他の人と同じルール違反をしたにもかかわらず、自分の行動は受け入れられると思っていた。

 

そして、それどころかフェアだと考える人たちもいた。

 

ようは人間は他人に厳しく、自分に甘くっていうのが証明されちゃったってことです。

 

そして良心すらないという感じでした。

 

人間がよくやる認知的不協和の解消っていうヤツです。

 

自分の言動が現実に合わない時にストレスを感じるので多くの人は自分の言動は変えずに、起こった現実の解釈を変えてしまんです。

 

しかし、それは誰もがいけないことだと思うところだと思います。

 

仮に自分を信じる能力を守るための正当化だろうが。

 

正当化を防ぐには?

研究者たちは再び実験を行った。

 

正当化するには、少し余分な努力をしなくてはならない。

心は、良くないことをした認識したうえで、それを拭い去るために、考える手間を特別にかけなくてはならない。

 

モラルに反することや不誠実なふるまいをしたのが本当は自分の落度ではなかったと、つまりそれは自分の当てにならない性格ではなく状況が的な要因のせいだと、自分を納得させる余裕がなければ、心は自分の選択が間違いだったと認めるしかなく、その結果、自分を簡単には信頼できなくなってしまうことになる。

 

正当化の余裕を参加者に与えないために、研究者たちは、「認知的負荷」というテクニックを使った。

 

認知的負荷とは心を忙しい状態にさせておく。

 

難しい問題を解こうと思っても気が散って解けないようなときのこと。

 

実験では、コイン投げをせずに他者にやっかいな作業を割り当てるというのは以前のままだが、自分の振る舞いの誠実さを判断してもらう直前に、7桁の数字を覚えるようにしてもらった。

 

つまり参加者は自分の問題行動(コインを投げずに自分に楽な課題を割り当てたこと)の評価に心を向けた時、同時に7桁の数字を繰り返しつぶやいていたということ。

 

実験は正しいと証明された。

 

心が何かの作業にかかりきりの時には、自分の問題行動を正当化することはできず、参加者は取り繕はなかった。

 

直感では、自分が不誠実に振る舞っていたのがわかり、他者に対しても同様に、コイン投げをしなかった自分にも非難をした。

 

正当化できなかったときは、自分の支持する道徳原則を自ら破ったという事実に向き合わなくはならなかったから。

 

だが、10秒間与えて、心が別のことに捉われないようにすると、他人には厳しく自分に甘い態度が現れた。

 

認知的負荷がかかっていない参加者は言うまでもなく、自分の行動を弁解し、公平だと考えていた。

 

ということは普段、いろいろ考えている人は誠実な振る舞いをしているのかもしれません。

 

逆に暇な人はよく他人を批判している気がしますが、そのあたりはどうなんでしょうかね。

 

ちょっと一言

人間は、メリット、デメリットなどの状況に応じて行動してしまい、誰もが不誠実は良くないと考えても、いざ自分にデメリットが降りかかりそうになる時は、道徳的に反しても、そうならないように行動をとるということでした。また、メリットになる時はそれを選んでしまうことも。

 

さらにとった行動まで正当化することもわかりました。

 

それを防ぐには別のことを考えていると、不正は働きにくくなったということです。

 

これは簡単な実験ですが、研究者は拡張可能だと説明。

 

それは日々のトップニュースを見るだけでいいと。

 

なるほどね。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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