認知心理学

自動配信されるニュースより自分で選んだ方が視野が狭くなりにくい!

投稿日:2020年7月28日 更新日:


 

みなさんは普段ニュースを自分で選んでみていますか。

 

それとも、自動配信されたニュースを読んでいますか。

 

実は、心理学的には前者の方が良いようです。

 

なぜなら、後者は配信元が同じなのでどうしても考えが偏り、一方で前者は配信元に関係なく自分で記事を選ぶので偏りにくいからです。

 

実際に、それを明らかにした研究を紹介します。

 

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情報は自分で選択するべし!

ノースイースタン大学のチョン・ドンヒたちは、被験者にニュース配信アプリを提供し、メディア選択が偏見の減少につながるかどうかを調べた。(1)

 

アプリのユーザーには、重要な政治問題に関する厳選された記事へのアクセス権が与えられ、それらの問題に対する彼らの見解について定期的に尋ねられた。

 

その際、ランダムに選択された一部のユーザーには、記事を読むためのニュース提供元を選択するようにした。

 

残りの参加者には、そのままアプリを使ってもらった。

 

その結果、ニュースソースを選択したユーザーは、ランダムに提供された記事を読んだユーザーと比較して、過激なポリシービュー(分極化)を持つ可能性が低くなった。

 

具体的には、自分で配信元を選んだ人たちは、

 

1、ちゃんとニュースに反応し、ニュースを読むと報道内容に基づいて自分の考えを修正した。

 

2、概ね自分の党派的な傾向に近い情報を選んだ。

 

3、ところが、そういう情報を選んだ参加者は、その傾向自体を修正し、実験が終わるころには中道に近づいていた。

 

これはエコーチェンバー効果の逆です。

 

エコーチェンバー効果とは、閉鎖的空間内でのコミュニケーションを繰り返すことよって、特定の信念が増幅または強化されてしまうことです。

 

これは政党やそれを応援している団体、宗教などが当てはまりますが、組織なら多かれ少なかれこの効果は働きます。

 

ですが、自分で選択することによってこの効果は薄れるのです。

 

ですので、情報は自分で選択した方が良いということになります。

 

ちょっと一言

ただ、テレビのニュースを見ている人は、エコーチェンバー効果にハマっている可能性が非常に高いです。

 

というのも、大体の人がいつも同じ番組を見ているので。

 

そこから抜け出すには、いつもと違う番組、あるいはネット、本からの情報で様々な情報を見ることが大切です。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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