認知心理学

ワインの心理学的な効果とは?~高級ワインの味の違い、美味しさなんてわからない~

投稿日:2017年5月6日 更新日:


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「いや~エビスは高いだけあっておいしいね~」とか価格で品質を評価してしまう人間の性。

 

別にお酒に限った話ではありません。一等地で食べる外食も土地代が含まれているから高くなり、結果高いから美味しいと感じてしまうのです。

 

僕もこの前、新宿駅の近くの天ぷら屋さんに入りましたが、いかにもちょっと高級そうで安くても2,500円・・・ちょっと高すぎないと思って食べてみるとこれがうまい。いや、もしかしたら、高い値段のせいでうまく感じさせられているのかもしれません。

 

しかも僕はテーブル席だったのですが、カウンターの奥で天ぷらを揚げている料理人の姿やご飯とは別に揚げたての天ぷら持ってきて、その場で専用の箸で一つずつ盛り付けてくれる人を見るだけで高いのもわかる気がしてしまいます・・・。

 

いかに人間は正しくものを見ていないかが良くわかります。

 

決して僕だけなはずありません!

 

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ほとんどの人がワインの味なんかわかっていない

スタンフォード大学とカリフォルニア工科大学の研究で20人の被験者に5種類のワインをサンプルとして飲ませ、評価してもらった。

 

そしてボトルには価格のラベルが貼ってあった。5ドル、10ドル、35ドル、45ドル、90ドル。

 

被験者たちはソムリエでも何でもなくただの一般の人たち。

 

予想通り、高いワインほどおいしいと。

 

ここからがどんでん返しの始まり。90ドルのワインは実は2回登場していた。

 

90ドルのボトルと10ドルのボトル、さらに45ドルのボトルのワインにも45ドルのボトルにはもちろん、5ドルのボトルにも入っていた。だが被験者たちはそんなことは気づかなかった。

 

中身がどうであれ、人間は名前や値段で物の良し悪しを決めるみたいですね。

 

さらに脳スキャンで見てみると高いワインほど快い経験をする時に反応する内側眼窩前頭前皮質という領域が活性化。

 

しかし安いワインを飲んだ時はその反応があまり出なかった。

 

別にこの効果はワインに限った話ではありません。

 

薬の成分なんか正直・・・

同じプロセスが薬の評価にも影響することがわかっているのですが、その実験では82人の男女の手首に電気ショックを与えた時の痛みを判定してもらった。

 

評価は2回。1回目はショックを与えられた後に。もう一回はそれから痛み止めを飲んだ後に。

 

被験者の半分には「あなたたちが飲んだのは新たに認可された最新の処方薬で一服あたり、2ドル50セントの鎮痛剤」だと伝え、残りの半分には一服当たりたったの10セントだと告知。

 

どちらの薬も偽薬で痛み止めの成分は一切含んでいない。

 

そして結果は高い薬を飲んだ85%の人たちが「痛みがかなり治まった」と報告。それに対し、安い薬を飲んだ人でも61%が鎮痛効果を認めた。

 

人間の思い込みって恐ろしいですね。

 

ちょっと一言

この効果ってプラシ-ボ効果っていうのですが、偽薬だとわかっていても効果があることが確かめられています。

 

風邪薬や鎮痛剤が買えなかったり、そこまでじゃないかなと思う時はラムネやミンティアなどで代用してみては。責任はとりませんが。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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