認知心理学

会話に割り込む人を心理的に割り込ませにくくする方法!

投稿日:


会話、割り込む、人、心理

 

何でもかんでも、会話に割り込んでくる人っていますよね。

 

だからといって、「あっちに行け」みたいなことを普通の人だったら言えないと思います。

 

そこで、プライミングを使った会話に割り込みにくくする方法を紹介します。

 

スポンサーリンク
 

 

会話に割り込ませないために!

イェール大学のジョン・バーグは、社会性に関するプライミングを行った。(1)

 

学生たちを対象にして、「rude(粗悪な)」と「polite(上品な)」という概念のプライミングを試した。

 

実験では、学生たちの言語能力を調べるという名目で、リストにある単語から短文を作ってもらった。

 

そして、が癖たちを2つのグループに分けた。

 

第一グループ・・・「bold(厚かましい)」「rude(粗暴な)」「disturb(邪魔をする)」「intrude(出しゃばる)」「brazen(ずうずうしい)」「impolitely(無礼に)」という単語のリストを与えられた。

 

第二グループ・・・「respect(敬う)」「patiently(辛抱強く)」「yield(譲る)」「courteous(礼儀正しい)」という単語のリストを与えられた。

 

そして、短文が完成した学生は、廊下にいる実験者を探して、次の実験についての説明を受けるように指示された。

 

ところが、廊下にいる実験者は、他の人と話をしていて忙しそうにしていた(実際は、実験者と話している人も実験チームのスタッフだった)。

 

この時に学生がイライラして待ち切れずに、実験者たちに会話に割って入るまで、どれくらい時間をかけるのか研究者たちは測定していた。

 

その結果、丁寧な言葉によってプライミングされた学生たちは、我慢強かったため、会話に割って入ってくるまでの時間が9分以上だった。

 

それとは対照的に、粗悪な単語をプライミングされた学生たちは、5分強しか我慢することができなかった。

 

ちなみに、プライミングの実験だったと気付いた学生はいなかったようです。

 

いつも、会話に割り込んでくる人がいたら、そういう単語を普段から会話の中に紛れ込ませて、使ってみるといいかもしれません。

 

また、似たような実験で、高齢者への偏見の程度を操作することもできます。

 

偏見を意識するだけで!

例えば、「old(年老いた)」「lonely(寂しい)」「forgeful(忘れっぽい)」「retired(引退した)」「wrinkled(しわのある)」「ancient(もうろくした)」「helpless(身体が不自由な)」「florida(フロリダは高齢者の引退後の生活の場として人気がある場所)」といった単語をプライーマーとして使って、研究者は被験者である学生たちに短文を作らせた。

 

比較として、他の被験者集団には高齢者に対する偏見とは関係がない単語を使って短文を作ってもらった。

 

そして、被験者たちが短文を作った後に、実験会場からエレベーターまで(10メートル)歩いてもらった。

 

そこを歩いた時間を研究者は測定した。

 

その結果、高齢者に関係する言葉でプライミングされた学生たちがエレベーターまでに到着するまで約8秒かかった。

 

一方で、老化とは無関係の単語が与えられたグループは、約7秒だった。

 

ちなみに、学生には使う言葉によって歩行速度がが遅くなる可能性があるとは伝えていなかったとのことです。

 

ちょっと一言

ですので、普段から自分や他人にかける言葉もネガティブなものよりポジティブなものの方が良いのではないでしょうか。

 

もちろん、プライミング効果がどこまで影響を及ぼすかはわかりませんが、レッテル法と言って、人間は言われ続けたことに対して、そうなっていく性質があります。

 

例えば、上司に「お前は何をやってもダメだ」と言われ続けると、何でもないことまで失敗します。

 

逆に、「いつも周りに気を遣ってくれてありがとう」なんてことを言われれば、嬉しくなってもっと頑張ろうとするのです。

 

ポイントは少し嘘でもいいから、その人のことを褒め続けることです。

 

そうすれば、だんだんそういう人間になっていく可能性が高まっていきます。

 

スポンサーリンク
 

スポンサーリンク
 


他にも色んなジャンルから(勉強法やコミュテクなど)たくさんの記事が読めます!  
カテゴリー一覧
 カテゴリー

-認知心理学

執筆者:



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

スポンサーリンク