認知心理学

曖昧な人種の肌の人を見る時その人の考え方次第で白人に見えたり黒人に見えたりする!?

投稿日:2021年3月18日 更新日:


 

今回は、ステレオタイプを見抜く実験を紹介します。

 

人種の中にも、黒人か白人か区別がつかない人がいますよね。

 

その時に、「この人は黒人です」と言われた時に、その後みなさんならその人の顔をどんな風に描きますか。

 

描き方によっては、ステレオタイプかもしれません。

 

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人種的に曖昧な顔で考え方がわかるかも!?

スタンフォード大学のジェニファー・エバハルトは、人種カテゴリーのラベルと人間の特性に関する一般的な信念が、人種的に曖昧な(黒人か白人か)顔に対する人々の認識と記憶に複合的な影響を与えるかどうかをテストした。(1)

 

参加者たちはスタンフォード大学の白人学生。

 

そして、アンケートを実施した。

 

そのアンケートでは、他人の特徴は固定的(例えば、老犬に新しい芸を教えることはできない)とか、可塑性(例えば、人は最も基本的な素質さえあれば努力で変えることができる)と見るかを調べた。

 

そして、参加者たちを研究室に招き、別の研究に参加してもらった。

 

 

参加者は、人種ラベル(黒または白)を伴うモーフィング(コンピューターで曖昧度を決められる)された顔を見た。

 

その際、 参加者を2つのグループに分けた。

 

参加者の半分には、その人は黒人であると伝え、もう半分には白人であると伝えた。

 

その後、数分間、その顔を参考に、顔を描いてもらった。

 

その結果、人間の特性は変わらないと信じている参加者たちは、ターゲットの顔を人種ラベルと一致するものとして認識および記憶した。

 

彼らは、コンピュータスクリーン上でその人物が黒人だと聞くと、実際に映っていた顔よりも「より黒人らしく見える」ように顔を描いていた。

 

同様に、コンピュータスクリーン上でその人物が白人だと聞かされていた人は「より白人らしく見える」顔になり、後に他の参加者にも白人の絵でると認識されていた。

 

一方で、特性は可塑性があると信じている参加者たちは、顔を人種ラベルと一致しないものとして認識および記憶した。

 

黒人であるときていた参加者はより白人らしく見えるように顔を描き、白人であると聞いていた参加者はより黒人に見えるように反応していた。

 

つまり、レッテルが与えるステレオタイプのイメージに反していた。

 

ちょっと一言

これはマインドセットと同じことみたいですね。

 

努力をすればなんでも変えることができるという考えたの成長マインドセットと、能力はは生まれつき決まっていて努力では変えられないという固定マインドセット。

 

成長マインドセットを持っている人は人生を楽に進められます。

 

もちろん、努力は必要ですが。

 

で、この研究はスタンフォード大学の学生を対象にしていますが、考え方と頭の良さは別だということがわかります。

 

で、成長マインドセットを持っている人とつき合った方が良いので、曖昧な人種の顔を描いてもらって判断するのも良いかもしれません。

 

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執筆者:



【Yoske】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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