認知心理学

多角的な視点を持つ方法はまず多角的な視点で捉えられていないことを知ること!

投稿日:2019年7月2日 更新日:


 

多角的な視点を持つことって結構難しいですよね。

 

でも、そういう視点はもたなければいけないというのみんなが思うところです。

 

では、なぜ多角的な視点を持つことがそんなに難しいのでしょう。

 

今回はそういう研究を紹介します。

 

そして、その難しさがわかれば、多角的な視点を持てるようになれます。

 

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他の情報に目を向けられない難しさ!

ノースウェスタン大学の研究者は、被験者たちにある情報を調べるように指示をし、その反応を調べた。(1)

 

第一グループには、大きな試合の前日に激しい運動をした選手は、試合での調子が良く、勝つ傾向が強くなるかどうか確認するように求めた。

 

被験者たちは、実験者から提示された情報のリストから必要な情報をいくらでも参照することができた。

 

そのリストには、選手が前日に激しい運動をして試合に勝った回数と、激しい運動をせずに勝った回数、激しい運動をして負けた回数、激しい運動をせずに試合に回数も書かれていた。

 

こうした様々な情報の組み合わせの中で、どの組み合わせを調べたいかは被験者によって異なっていたが、最も頻繁に参照された種類の方法は、検証をしようとしている考えと一致する情報だった。

 

つまり、激しい運動をして試合に勝った回数だった。

 

そして、第二グループにも、論理的に同様の質問をした。

 

大きな試合の前に激しい運動をしたテニス選手は、負ける可能性がどれだけ高いかというものだった。

 

被験者たちは今回も、前回と同じように4種類の情報をどれでも参照できると告げられた。

 

その結果、激しい運動をして負けた回数について頻繁に参照していた。

 

「可能性」や「傾向」を聞かれているのですから、4種類の情報を同等に見なくてはなりませんよね。

 

ちょっと一言

物事を多角的に見られない1つの例を紹介しました。

 

つまり、人間ってその考えに沿った情報ばかりを集めようとしてしまうのです。

 

この思い込みを心理学では、確証バイアスといいます。

 

別にこれは言われたことだけではなく、自分の考えにも起こることなのです。

 

例えば、ある政党を自分が応援しているとしましょう。

 

普通に考えれば、どんな政党も良いところ悪いところがあります。

 

ですが、応援していると、良い情報ばかり集め、悪い情報を無視してしまうのです。

 

これはあくまで、1つの例ですが、確証バイアスはいたるところにあります。

 

ですので、このバイアスから逃れるためには、意識をして反対の情報や意見、考えに目を向けることです。

 

そうすれば、初めて多角的な視点を持てるようになるのです。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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