認知心理学

人間って動くものと動かないもの、どちらの方が変化に気が付きやすい!?

投稿日:2021年1月4日 更新日:


 

今回は、人間の目で気づきやすいもの、そうではないものについてです。

 

よく、昔「アハ問題」というものが流行りましたが、あれってだいたいの人が変化に気付けなかったと思います。

 

というのもの、日常では変化しないものが変化していましたので。

 

というのも、人間ってそういう風に進化してきたわけではないので、気が付けなくて当然だと思います。

 

ですが、一方で気が付きやすいものもあります。

 

ヒントは、人類が生き延びるのに危険を回避しなくてはいけないものです。

 

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人間が気づきやすいものとは?

コロンビア大学のジョシュア・ニューたちは、人間がどういうものに目が行きやすいのかを調べた。

 

各トライアルで、被験者は何も映っていない画面を4分の1秒眺めてから複雑な風景の写真を見せられた。

 

それから、再び何も映っていない画面を眺めて眺めてから同じ写真を見たが、一点だけ重要な変更が施されていた。

 

それは、物体が1つ除去されていたということだった。

 

そして、被験者たちがその変化に気が付くまで、その手順が繰り返された。

 

また、被験者がごまかせないようにするために、3分の1のトライアルは変化のない「キャッチトライアル」だった。

 

あるトライアルでは、変化したのは人や動物などの動く生物だった。

 

別のトライアルでは、植物、動かせるもの(ホッチキス、手押し車など)、あるいは固定されたもの(風車、家など)、乗り物(車など)だった。

 

その結果、被験者たちは動かないものより動くものの変化を、平均して1~2秒素早く気付くことができた。

 

また、被験者たちは動く物体の変化については10回に1回しか変化を見逃さなかったのに対して、動かない物体の変化については3回に1回は見逃していた。

 

ちょっと一言

つまり、人間は動く物体を迅速かつ正確に気が付けるということです。

 

ちなみに、この実験では、乗り物よりも動物の変化を迅速かつ正確に気付けたということです。

 

都会に暮らしていれば、動物より乗り物に対する危険の方が大きいのですが、人類が250万年くらい培ってきた進化の過程で得てきた能力が現代には適応できないということですね。

 

乗り物なんて、ここ100年くらいに出てきたので、人類の歴史から見ればちょっと前の前のことです。

 

だから、ミスマッチが起こるのも当然だと思います。

 

意外と、自然の中で暮らしていた方が危険な目に遭わないかもしれません。

 

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【Yoske】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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