認知心理学

ポジティブなフィードバックでポジティブな信念を持ってしまうという当たり前の実験!

投稿日:2020年4月2日 更新日:


 

世の中にはたくさんの情報があふれかえっています。

 

例えば、毎日ウォーキングを30分するだけで健康いられるとか。

 

元々、そういうことをやっていた人たちは、「だからもっとやろう」なんて思いますよね。

 

一方で、10分の早歩きの方がもっと効果があるなんて情報が出たら、どうでしょうか。

 

短くてもいいから速く歩こうとすると思いませんか。

 

こうやって、人っていうのは都合の良い情報に自分を当てはめていく性質があるらしいのです。

 

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都合の良い情報に当てはまりたい!

行動経済学者のエモイス・トヴェルスキーたちは実験を行った。(1)

 

行動がそれらの結果を引き起こさない場合でも、人々が好ましい結果の診断となるアクションを選択するという概念をテストをした。

 

実験では、38人の大学生に運動の前後に冷たい水を循環させた胸に前腕を浸してもらった。

 

その際、学生を半分のグループに分けた。

 

・第一グループには、「心臓が丈夫な人度長い時間冷たさを我慢できる」と教えた。

 

・第二グループには、「心臓が健康な人ほど冷たさに耐えられなくなる」と教えた。

 

その結果、前者は後者よりも、長い時間冷たい水に手を浸けていた。

 

ところが、本人たちは全員、教えられた情報に影響は受けていないと報告した。

 

ちなみに、こうした現象をシグナリングと言います。

 

本来なら診断上価値のある検査を行った時に、被験者が無意識にその情報に当てはまりたいと思ってしまうのです。

 

そのせいで、検査が無効になってしまうこともあるのです。

 

この実験の場合、自分は健康でいるというシグナル出していたのです。

 

もう1つ考えられるのが、ポジティブ幻想です。

 

都合の悪い情報を排除してしまうのです。

 

そして、ポジティブな幻想的な信念を抱き、それが自分の能力や将来を見込んだりして、非現実なほど楽観視するのです。

 

ちょっと一言

やっぱり人間って良いものに当てはまりたがるみたいでしたね。

 

だからといってこれでもっと子供に勉強させようとかしたって無理な話です。

 

そもそも勉強が自分にとって良いことだと思っていなかったら、それに当てはまろうとしませ。

 

それに、誘導されているとわかってしまった時点で、心理的リアクタンスと言って反抗するようになってしまいます。

 

ですので、子供に限らず、良い方向に人を誘導したいなら、その人がやっていること自体にポジティブなフィードバックを与え続け、少しずつ方向性をずらしたりしていくのが良いかと思います。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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