認知心理学

やっぱり自分で作ったものはそれだけ価値を感じてしまうもの!でも実際は・・・!?

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誰でも、自分で作ったものがあると思います。

 

例えば、学校で作った工作などです。

 

で、もちろん自分で作ったものだから愛着があり、ずっととってある方もいると思います。

 

そして、それは何物にも代えがたい価値があるはずです。

 

ですが、実際は自分が作ったかどうかなんて関係ないのです。

 

そんなはずないと言われると思いますが、とりあえず読み進めていってください。

 

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自分で作ったもの・・・ではなくて!?

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのターリー・シャーロットたちは、自分で何かを作ったと信じることで、実際にはそうでなくても価値を高めるのかどうか実験した。(1)

 

まず、参加者にコンピュータスクリーンに映し出される80種類のコンバースのスニーカーを評価してもらった。

 

その色やデザインは、それぞれ少しずつ異なっていた。

 

次に、それらのスニーカーを2つのグループに分けた。

 

半分を「クリエイト」シューズ、もう半分を「ウォッチ(見るだけ)」シューズ。

 

クリエイトシューズの40足については、参加者がコンバースのホームページにログインして、専門のオンラインツールをを使い、最初に見たそれらのシューズをもう一度自分自身の手で正確に作り直してもらった。

 

ホームページには、誰でも自由に自分だけのスニーカーをデザインできるアプリがあったが、この実験では使えるデザインや色は定められていたため、自分の好みのスニーカーができるわけではなかった。

 

それは、単にもともとあったものを再現するだけだった。

 

一方、ウォッチシューズの40足については、靴が作られる工程を動画で見てもらうだけだった。

 

両方の違いはそれだけ。

 

参加者は全てが終わった2時間後、再度スニーカーの評価をするように指示された。

 

その結果、参加者にとって、2時間前に自分が作成したと思われるスニーカーの方が、見るだけだった(と信じている)スニーカーよりも高評価だった。

 

ところが、実際は自分がデザインしたかどうかは全く問題ではなかった。

 

一番大事なのは、自分が作ったと信じることだった。

 

もちろん、80種類のスニーカーを覚えるなんて難しいです。

 

参加者たちは見るだけだった靴をデザインしたと思い込んだり、実際にデザインした靴を見るだけだったと勘違いしていたようです。

 

まぁ、当然だと思います。

 

ちょっと一言

いずれにしても、それがどうであれ、自分で作ったという記憶がその靴の評価を高めてしまうのです。

 

一方で、本当に自分が作ったものでも、記憶から抜け落ちれば、それ以上の価値はなくなります。

 

ちなみに、自分で作ったものを過大評価してしまうことイケア効果と言います。(2)

 

この効果の大事なところはコントロール感、主体性です。(3)

 

ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
https://twitter.com/7pryQDbmp1FMQdF/status/1290640919264288768?s=20
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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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