認知心理学

無意識バイアスとは?~実験例と誰もがかかるバイアス~

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どんな人でも、バイアスにかかります。

 

その中でも、今回は無意識バイアスという思い込みを紹介します。

 

この無意識バイアスは、人種、ジェンダー、性的思考、年齢などといった様々な先入観のことです。

 

これから紹介する研究は、人種への偏見ですが、これはどんなことにも当てはまると読んでみてください。

 

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黒人の子供の方が問題行動が多い!?

イェール大学のチャイルド・スタディ・センターの研究者たちは、学生たちに対し、ある子どもが問題行動を起こしていると仮定の話を聞かせた後で、ランダムに選んだ子供たちの写真を見せた。(1)

 

その結果、黒人の子供の写真を見せられた学生は、白人やラテンアメリカ系の子供の写真を見せられた学生に比べ、その子供の行動が無害だと評価する傾向はかなり低くなり、避難に値すると評価する傾向が大幅に高くなった。

 

また、被験者は写真に写っていた黒人の男の子について、実年齢よりも平均で4.5歳上であると推測していた。

 

誰も公平には見ていない!?

他にも、その研究者たちは、大規模なカンファレンスに集まった幼稚園・保育園の先生の中から被験者を集め、生徒に対する認識と罰の与え方に関して、無意識バイアスがどのような影響を与えるのか調査した。

 

まず、先生たちをノートパソコンの画面の前に座ってもらい、これから4人のが園児たち(白人男児、白人女児、黒人男児、黒人女児)が登場する動画を見て、実際に子供が問題行動を起こす前に前兆となる振る舞いを察知できるかどうかのテストを行います、と告げた。

 

(実際には、動画に登場する子どもたちは不適切な行動をしない。このセリフは先生たちが問題を探すように仕向けるための仕掛け)。

 

動画を見ている間、先生たちの視線の方向と注視の持続時間をモニターし、度の子供に一番注目しているかを調べた。

 

その結果、被験者たちは女の子より男の子を長く見つめ、さらに黒人の男の子を見つめている時間が最も長かった。

 

そして、どの子供に一番注意を向けていたかという直接の質問に対しては、先生たちの42%が黒人の男の子と答え、次いで34%が白人の男の子だと回答した。

 

なぜ、黒人の男の子に注意を向けるのかはわかっていませんが、これだけ偏るのは無意識バイアスのせいであることは言えると思います。

 

そのせいで悪いところが目に入ってしまったりするのかもしれません。

 

ちょっと一言

今回は人種の実験でしたが、無意識バイアス自体誰にでも起こっています。

 

ただ気づかないだけであって。

 

このバイアスから逃れるためには、バイアスにかかっているかもしれないと意識することです。

 

意識すれば、バイアスにかかりにくくなりますので。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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