認知心理学

記憶を書き換える心理学の実験(方法)!~選択盲の仕組み~

投稿日:2019年1月12日 更新日:


記憶、書き換える、心理学、実験、方法、選択盲、仕組み

 

 

「初めて見た時に、ピンときたんだよね」なんていう一目惚れをしたという経験をした人もいるかと思います。

 

まぁ、別に一目惚れじゃなくても、初めて会った人の顔ってどのくらい覚えていますか。

 

僕の場合、何回か会ってやっと覚えられますが、それまでは「あれ?この人ってこんな顔だったっけ?」と自分の記憶を疑ってしまいます。

 

特に、女性の場合、化粧の仕方で結構印象が変わりますよね。

 

中には、化粧した時とすっぴんはまるで別人・・・

 

失礼しました、何でもありません。

 

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記憶はほんの一瞬で書き変えられる!?

スウェーデンのルンド大学の研究者たちは、100人の学生を集めて、学生たちに2人の若い女性の顔写真を比較するというテストを受けてもらった。(1)

 

まず、実験者がそれぞれの女性の写った写真を並べて手に持ち、学生にどちらかの女性が魅力的であるかを数秒内に判断してもらった。

 

そして、写真はいったん学生の前から隠された。

 

その後すぐに、学生は自分が魅力的だと思って、先ほど選んだ女性の顔を再度見せられ、なぜ自分がその女性を選んだのか理由を説明するように言われた。

 

ところが、実験者はトリックを使って、本人が選んだと思う女性の写真(実際には違う女性の写真)を、なぜその写真を選んだのか尋ねた。

 

すると、選んだ写真と選ばなかった写真の女性が大きく違っていても、ほとんどの学生はそれに気付かなかった。

 

具体的には、4人に1人の学生だけが、再び見せられた写真が自分が選んだのではなく、すり替えられたことに気付いた(この場合はただちに実験は中止された)。

 

それ以外のほとんどの学生たちは、ほんの数秒前に選んだものとは違い写真を目の前にして、自分が選んだ理由をすり替えられたことに気がつかず、理由を述べていた。

 

「彼女のまぶしい笑顔が良いね。バーで見かけたら声をかけたくなるのはこちらの女の子さ。このイヤリングもすごく似合っている」という学生もいたようで。

 

その学生が、数秒前に選んだ写真の女性は笑っていなかったし、イヤリングもしてなかったにもかかわらず。

 

こういうことは、別にこの学生に限らず、誰でも日常茶飯事経験していることなのです。

 

ただ、無意識なので気づいていないだけなのです。

 

こういう現象を「チョイス・ブラインドネス(選択盲)」と言います。

 

ちょっと一言

例えば、何でこんなものを買ったのだろうというものは誰でもあると思います。

 

でも、人間って自分の中で矛盾したくないので、後から理由をつけてその行為を正当化してします。

 

これを「認知的不協和の解消」と言います。

 

概念としては、似ているかと思います。

 

また、普通に買い物をした時には、こういうことをしてくる店員さんはいないかと思いますが、詐欺の場合とかはこういうテクニックを使われるのではないかと思うのでご注意ください。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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