今回は、人の本性を暴く実験を紹介します。
本性というと、みなさんはどう思いますか。
怖いと思う人もいれば、ちゃんと理解できると考える人もいるのではありませんか。
いずれにせよ、見えていようが見えていまいが、本性は誰にでもあります。
これから紹介するジレンマの実験で、自分だったらどうするか考えながら読み進めていくと楽しいと思います。
人が他人を助ける理由!
ケムニッツ工科大学のアレクサンダー・スクルモフスキーたちは、デュアルプロセス理論(道徳的ジレンマ)フレームワークに基づいて、道徳的および社会的判断を人々はどう考えて行動するのかを調べた。(1)
被験者に繰り返しバーチャルリアリティ(VR)ゲームで、自分がコントロールしているトロッコに10人を轢き殺すか、それとも進路を変えて、1人を轢き殺すか決定させた。
また、10対1バージョンと、VRのトロリージレンマの3つの1対1バージョン、および性別や民族、空間での向きなど、さまざまなアバタープロパティに被験者を繰り返し行ってもらった。
その結果、99%の被験者が10人を救うために1を犠牲にした。
それは10回繰り返し実験を行っても、結果はほぼ同じだった。
次の実験では、トロッコが制御できない状態で路線を走っているが、路線人は分岐点があり、左側には男性が立って、右側に女性が立っているという設定をした。
被験者たちに選ばせた。
その結果、社会的に望ましい反応と相関する男性を犠牲にする傾向が見られました。
これは男女が立っている位置を入れ替えても同じ結果だった。
特にその傾向があったのは男性で、62%が男性を殺した。
研究者たちは、「女性を守り救うことは、男性を救うことよりも社会の目に好意的に映るからだ。自分が正しいと感じたいだけではなく、自分は最も倫理的な決定を下したのだと他者に同意してもらいたい。立派だと賞賛されたいからではないか」と考えた。
ちょっと一言
これはあくまで研究者たちの考え方ではないかと思いますが、そういう面も確かにあると思います。
僕も男ですが、どっちを助けると言われたら、それは女性でしょうね。
ただ、これが親友とかになってくると話は別にって来ると思います。
あくまで、これは全く知らない赤の他人だった場合の話ですから。
まぁただ、言わないだけでどんな人だって自分をよく見てほしいという欲求はもっています。
この実験で、そういうことが少し垣間見えたくらいに思っておけばいいと思います。
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