認知心理学

人間は塩の量をほとんど把握できていない、といよりラベルに従ってしまうという実験!

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人間の感覚って結構いい加減なことが多いです。

 

その中でも、今回は塩分についてです。

 

前に、ワインと値段が味に左右するのかという研究を紹介しましたが、結果は値段が味を変えていました。

 

ワインは複雑だからわからないっと思う人でも、塩(単体の味)だからわかると思う人もいるかもしれません。

 

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ラベルと塩味の関係!

オーストラリアのディーキン大学のルーシール・キーストたちは、商品として販売されているチキン・ヌードル・スープの3種類(レギュラー、塩分15%カット、塩分30%カット)に、それぞれ3種類のラベルを貼って実験を行った。(1)

 

貼ったらベルは、普通のラベルと「塩分控えめ」の文字が貼ったらベル、そして心臓にやさしい食品であることを示すヘルシーの文字が入ったラベル。

 

被験者はその9種類のスープを味見して、好きなだけ塩を追加していいと言われた。

 

その結果、レギュラーのスープにいつものラベルが貼られたものが一番好まれ、塩の量もちょうどいいと評価された。

 

ところが、「塩分控えめ」のラベルが貼ったスープはどれもきっとおいしくないだろうと予想され、実際に味はいまいちで、入っている塩分に関係なく、どれも塩気が足りないと評価された。

 

さらに、塩分に気を付けるように言われているにもかかわらず、塩分カットのスープに「塩分控えめ」と書かれたものを試したときには、レギュラースープに含まれている塩分を超える量の塩を追加していた。

 

つまり、レギュラースープでも、「塩分控えめ」とラベルにかかれていれば、実際にはちょうど良くても、塩味が足りないと感じてしまうのです。

 

ちょっと一言

よく、食品に「塩分控えめ」「塩味~%カット」みたいな文字を目にしますが、あれって逆効果なんですね、マーケティング的には。

 

消費者の中には塩分を減らしたい方もいるかと思いますが、そういう表示がついているだけで、食事の満足度が低下してしまうので、そういうラベルがついていないものを選んだ方が良いのではないでしょうか。

 

後は、裏の表示をチェックするのが良いと思います。

 

いずれにしても、人間は目から見た情報で結構左右されるので、それを踏まえたうえで食事をしてみては。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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