誰にでも食べ物の好き嫌いはあると思います。
僕は基本的に嫌いなものはないのですが、あまりすすんで食べたいと思わないものがあります。
それはレバーです。
まぁ、多かれ少なかれ好き嫌いはあると思います。
ですが、食べれば健康になれるもの、食べたら健康に悪いものは誰だって知っているはずです。
例えば、好きだけど太る原因になるものだとわかっていれば、嫌いになれればそれが一番ですよね。
今回はそれができるかもという研究を紹介します。
好き嫌いは記憶を書き換えてしまえ!
心理学者のエリザベス・ロフタスは、食べ物の体験にまつわる記憶には、より良い食事を摂れば、それが減量になると考えた。
そして、研究者たちは学生たちがストロベリーアイスを嫌いだと確信させる実験を行った。(1)
最初のセッションでは、学生たちは様々な食べ物の歴史、嗜好性行動に関するアンケートに答えた。
例えば、歴史についての重要な項目は次のようなものがあった。
「ストロベリーアイスを食べたら気分が悪くなった」
被験者は10才になる前に彼らに起きた各項目に、あり得そうな度合いのランク付けを、8点のスケールで行った。
食べ物の嗜好性のアンケートでは、63種の異なる食品のほかに「ストロベリーアイス」がどんなに好きだったかを質問し、行動に関するアンケートでは、36種の異なる食品の選択に加えて、パーティで「ストロベリーアイスを食べる」ことがどんなに好きだったかを描くように指示した。
1週間後、学生たちは実験室に戻り、彼らのアンケートの回答に誤った情報が与えられた。
コンピュータには彼らのために、特殊な統計データの分析結果が用いられたと学生たちに告げ、それは子供たちがほうれん草は嫌い、ピザはおいしい、友達が学校にお菓子をもってきたときは嬉しかった。
そして、「ストロベリーアイスを食べたら気分が悪くなった」と示すのだと知らされた。
被験者たちはアイスクリームの記憶について考えるように頼まれ、そして「いくつでしたか」「どこで起きましたか」「誰と一緒でしたか」という質問が与えられた。
それから、学生たちは最初のセッションと同様に、食べ物の歴史、嗜好性、行動に関するアンケートに回答し、彼らの「ストロベリーアイス」に関する反応の変化を測定した。
その結果、71人中24人の被験者が、子供の頃にストロベリーアイスを食べたら気分が悪くなったことを否定していたのに、正確にはその出来事が思い出せないが、ほとんどの人がそうだったと信じるように変化したことがわかった。
そして、2番目の食べ物の嗜好性と行動に関するアンケートでは、ストロベリーアイスが不快に感じるとランク付けし、パーティでは食べないようにするといった。
別の実験では、同じような過程をたどり、研究者たちは学生に彼らが「子供の頃に最初に食べた時のアスパラガスが大好きだった」という記憶を吹き込んだ。
その結果、被験者の40%は後でこれを信じてもっとアスパラガスを食べなくなっていた。
暗示にも近いですが、基本的に人間の記憶なんていい加減なものですからこうなるのもわかります。
ちょっと一言
好き嫌いをなくすためには、例えば嫌いなものを始めて食べた時にポジティブなことを思い出せばいいということでした。
というか、記憶はいい加減なので自分でどんどん書き変えてしまえばいいと思います。
この範囲に限っては。
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