マルチタスクが良くないのは今や常識かなと思います。
ちなみに、マルチタスクというのは一度に2つ以上のタスクをこなすことです。
なぜ、これがいけないのかと言いますと、注意が散漫になりどれも集中できないので、結局時間がかかったり中途半端に終わってしまうことが多いのです。
だから、マルチタスクは良くないのです。
ですが、マルチタスクと言っても、例えば音楽を聴きながら何かをやるのもマルチタスクですが、そこまで困難ではありません。
それに、世代によってもマルチタスクの種類や数、感じ方が違うようです。
世代によってマルチタスクは楽だったり難しかったり・・・
カリフォルニア州立大学のマーク・キャリアーたちは、マルチタスクについて調査するために、ベビーブーマー、ジェネレーションX、ネットジェネレーションの3世代の成人1319人に12種類の日常行動について質問した。(1)
日常行動は、テクノロジ-やメディアを使った9つの行動(インターネットを使う、インターネットにアクセスせずにコンピュータを使う、ビデオゲームをする、音楽を聴く、テレビを見る、携帯メールを送受信する、電話をする、インスタントメッセージを使ってチャットをする、Eメールを送受信する)とテクノロジ―を使わない3つの行動(食べる、読者をする、直接人と会話をする)。
これらの9つの行動を、それぞれ2つずつ同時に行った場合(合計66通りの組み合わせ)に被験者が感じる行動のしやすさを評価してもらった。
その結果、組み合わせには簡単に感じるものとそうでないものがあり、その数や種類は年齢によって異なることがわかった。
例えば、ほぼ全員が音楽を聴きながら他のこともできると答えた。
また、ベビーブーマーは同時に2つのタスクを行うのは難しいと答えた人が多かった。
この世代が他の作業と同時に行うのが楽だと感じたのは、テレビを見ること、音楽を聴くこと、食べることだった。
一方で、若い世代は上の世代に比べて複数のタスクを楽に感じていた。
同時に2つ以上の作業を行えると答えたのはベビーブーマーが67%、ジェネレーションXが77%、ネットジェネレーションが87%だった。
66通りの組み合わせのうち、同時に行うのを楽に感じると答えた組み合わせは、ネットジェネレーションが65%、ジェネレーションXが42%、ベビーブーマーが23%だった。
ただ、「携帯メールをやりとりする」「読書をする」「ビデオゲームをする」は、全ての世代が他の作業と並行するのが極めて難しいと答えた。
ちょっと一言
やっぱり若い人の方が、マルチタスクは楽だと感じていたのですね。
ただし、楽だと感じるのと集中できているかどうかは別なので、それは分けて考えた方が良いです。
ですので、集中したいときはマルチタスクは避けましょう。
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