認知心理学

自分を客観視できないという前提で考えておけば客観視できるかも!

投稿日:2018年5月27日 更新日:


自分、客観視、できない

 

シェリー・テイラーらの「ポジティブ・イリュージョン」という戦略的誤認に関する本があります。(1)

 

その中で、「世間一般の通年とは異なるが、正確性は必ずしも有用ではあるとは限らない」と論じています。

 

そして、それを示唆する証拠として、

 

1、人々は、自分が実際よりも優れた特徴を持っていると考えている。

2、人々は、状況をコントロールする自己の能力を過大評価する。

3、人々は、将来について現実より楽観的に考えている。

 

つまり、不正確ながら自分の都合の良いような信念がメンタルヘルスに与える効果があるというのが、この研究の焦点です。

 

ですが、これから紹介するのは、認知の歪みについてです。

(言っていることは同じですが)

 

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自分の能力はトップクラスに入ると思う人が25%

ニューヨーク大学のマーク・アレッキらの研究では、約100万人の大学進学適性試験(SAT)の受験生を対象に、統率力、運動能力、協調能力など、自分の性格や特徴について質問する調査が行われた。(2)

 

ちなみに、これらの質問は明らかに主観的なもので、大幅な解釈の余地がある。

 

事実、被験者の解釈の幅はかなり広く、例えば協調能力の関する質問では、回答者の4分の1は、自分がトップの1%の入ると答えた。

 

自分をポジティブに考えてしまう!

同じ研究者たちの別の大規模な研究では、学生にポジティブな特徴とネガティブな特徴について20項目ずつ自己評価してもらった。(3)

 

その際、あるグループ被験者には、平均的な学生と比較するように、食べつのグループの被験者には、調査にたまたま同席したほかの見知らぬ被験者と比較するように求めた。

 

その結果、前者のグループでは40人中38人の被験者が、後者のグループでは40人中31人の被験者が、ポジティブな特徴については平均(比較対象者)異常として、またネガティブな特徴については平均(比較対象者)以下として自己評価した。

 

また、平均的な学生と比較して自分をかなり低く評価した特徴の一つは、「虚言癖」だった。

 

まぁ、自分の能力を高く見積もることで鬱になることを防いでくれるという心理学者もいますし反対に能力を高く見積もる人ほど、能力が低いなんていうことも言わています。

 

一番良いのは少しの自信を持ち、障害などに対策を立て、一歩ずつ前に進むことです。

 

そうすれば、過剰な自信を持ったり、やる気にならなくなることを防いでくれます。

 

ちょっと一言

ほとんどの人は、ポジティブに自分を認知していることがわかりました。

 

だからといって、ネガティブになった方が良いわけではありません。

 

状況によりますが、人間はうまくいっている時は未来永劫うまくいくと思い、何かにつまづいている時はずっとうまくいかなくなるように思い込んでしまうことがよくあります。

 

ですので、バランスをとるために、うまくいっている時は失敗した時の考えたり、その対策したり、逆に落ち込んでいる時は目の前のことだけに集中していると時間が経ち、その状況から抜け出せます。

 

いずれにしても、今の感情がずっと続くなんてありえないことです。

 

だから、こういうテストなんかで自分能力を見積もった時は、うまくいかなかった自分がどうやって逆境を乗り越えたか思い出し書いたりすると、本当にうまくいかなくなった時、そこまで凹まずに済みます。

 

なぜなら脳が1回、リハーサルしているので。

 

また、どん底からはい上がった偉人の物語を読んでみるのもいいです。

 

何であれ、リハーサルしておけばいいのですから。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。他には、どんどん新しいことを知って挑戦していくことと、そんな人が好きです!

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